収録情報】
Disc1
1. ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
2. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
3. ミヨー:『世界の創造』
ダニエル・ワイエンベルク(ピアノ:1,2)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1961年
Disc2
1. サン=サーンス:交響曲第3番 Op.78『オルガン付き』
モーリス・デュリュフレ(オルガン)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1964年
2. ジョンゲン:協奏交響曲 Op.81
ヴァージル・フォックス(オルガン)
パリ・オペラ座管弦楽団
録音:1962年
Disc3
1. チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1965年
2. リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
3. ボロディン:中央アジアの草原にて
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年
Disc4
1. ボロディン:だったん人の踊り
2. ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編:『禿山の一夜』
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年
3. ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96
4. ショスタコーヴィチ:交響曲第12番 Op.112『1917年』
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1963年
Disc5
1. ベルク:ヴァイオリン協奏曲
2. ベルク:室内協奏曲
クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
ピエール・バルビゼ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年
3. デュティユー:『狼』
パリ音楽院管弦楽団
録音:1962年
Disc6
1. サン=サーンス:『動物の謝肉祭』
アルド・チッコリーニ、アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
録音:1967年
2. プーランク:『模範的な動物たち』
3. プーランク:『牝鹿』
録音:1962年
パリ音楽院管弦楽団
Disc7
1. プーランク:『ぞうのババール』(フランス語版)
2. ハルシャーニ・ティボール:『小さな仕立て屋の物語』(フランス語版)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1966年
Disc8
1. プーランク:『ぞうのババール』(英語版)
2. ハルシャーニ・ティボール:『小さな仕立て屋の物語』(英語版)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1966年
Disc9
1. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
ジャン=クロード・マルゴワール(イングリッシュ・ホルン)
パリ管弦楽団
録音:1971年
Disc10
1. ミヨー:エクスの謝肉祭 Op.83b
2. ミヨー:フランス組曲 Op.248b
3. ミヨー:プロヴァンス組曲 Op.152c
ミシェル・ベロフ(ピアノ:1)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1984、1983年
Disc11
1. ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
2. サン=サーンス:交響曲第1番変ホ長調 Op.2
ウィーン交響楽団
録音:1985、1983年
Disc12
1. アレクシス・ド・カスティヨン:ピアノ協奏曲ニ長調 Op.12
2. アレクシス・ド・カスティヨン:交響的素描 Op.15
アルド・チッコリーニ(ピアノ:1)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1985年
Disc13
1. ダンディ:交響組曲『海辺の詩』 Op.77
2. ダンディ:瞑想二部作 Op.87
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1985年
Disc14
1. ルーセル:バレエ音楽『バッカスとアリアーヌ』 Op.43
2. ルーセル:バレエ音楽『くもの饗宴』 Op.17
フランス国立管弦楽団
録音:1984年
Disc15
1. サン=サーンス:交響曲第2番イ短調 Op.55
2. サン=サーンス:交響詩『ヘラクレスの青年時代』 Op.50
3. サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』
マリー=クレール・アラン(オルガン)
ウィーン交響楽団
録音:1990年
Disc16
1. ランドスキ:交響曲第1番『恐怖のジャン』
2. ランドスキ:交響曲第3番『デ・ゼスパス』
3. ランドスキ:交響曲第4番
フランス国立管弦楽団
録音:1988年
Disc17
1. デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』
2. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
3. サティ/ドビュッシー編:3つのジムノペディより第1番、第3番
4. サン=サーンス:死の舞踏 Op.40
5. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
6. ラヴェル:ラ・ヴァルス
フランス国立管弦楽団
録音:1987年
Disc1
1. ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
2. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
3. ミヨー:『世界の創造』
ダニエル・ワイエンベルク(ピアノ:1,2)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1961年
Disc2
1. サン=サーンス:交響曲第3番 Op.78『オルガン付き』
モーリス・デュリュフレ(オルガン)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1964年
2. ジョンゲン:協奏交響曲 Op.81
ヴァージル・フォックス(オルガン)
パリ・オペラ座管弦楽団
録音:1962年
Disc3
1. チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音:1965年
2. リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
3. ボロディン:中央アジアの草原にて
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年
Disc4
1. ボロディン:だったん人の踊り
2. ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編:『禿山の一夜』
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年
3. ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96
4. ショスタコーヴィチ:交響曲第12番 Op.112『1917年』
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1963年
Disc5
1. ベルク:ヴァイオリン協奏曲
2. ベルク:室内協奏曲
クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
ピエール・バルビゼ(ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1963年
3. デュティユー:『狼』
パリ音楽院管弦楽団
録音:1962年
Disc6
1. サン=サーンス:『動物の謝肉祭』
アルド・チッコリーニ、アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
録音:1967年
2. プーランク:『模範的な動物たち』
3. プーランク:『牝鹿』
録音:1962年
パリ音楽院管弦楽団
Disc7
1. プーランク:『ぞうのババール』(フランス語版)
2. ハルシャーニ・ティボール:『小さな仕立て屋の物語』(フランス語版)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1966年
Disc8
1. プーランク:『ぞうのババール』(英語版)
2. ハルシャーニ・ティボール:『小さな仕立て屋の物語』(英語版)
パリ音楽院管弦楽団
録音:1966年
Disc9
1. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
ジャン=クロード・マルゴワール(イングリッシュ・ホルン)
パリ管弦楽団
録音:1971年
Disc10
1. ミヨー:エクスの謝肉祭 Op.83b
2. ミヨー:フランス組曲 Op.248b
3. ミヨー:プロヴァンス組曲 Op.152c
ミシェル・ベロフ(ピアノ:1)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1984、1983年
Disc11
1. ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
2. サン=サーンス:交響曲第1番変ホ長調 Op.2
ウィーン交響楽団
録音:1985、1983年
Disc12
1. アレクシス・ド・カスティヨン:ピアノ協奏曲ニ長調 Op.12
2. アレクシス・ド・カスティヨン:交響的素描 Op.15
アルド・チッコリーニ(ピアノ:1)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1985年
Disc13
1. ダンディ:交響組曲『海辺の詩』 Op.77
2. ダンディ:瞑想二部作 Op.87
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1985年
Disc14
1. ルーセル:バレエ音楽『バッカスとアリアーヌ』 Op.43
2. ルーセル:バレエ音楽『くもの饗宴』 Op.17
フランス国立管弦楽団
録音:1984年
Disc15
1. サン=サーンス:交響曲第2番イ短調 Op.55
2. サン=サーンス:交響詩『ヘラクレスの青年時代』 Op.50
3. サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』
マリー=クレール・アラン(オルガン)
ウィーン交響楽団
録音:1990年
Disc16
1. ランドスキ:交響曲第1番『恐怖のジャン』
2. ランドスキ:交響曲第3番『デ・ゼスパス』
3. ランドスキ:交響曲第4番
フランス国立管弦楽団
録音:1988年
Disc17
1. デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』
2. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
3. サティ/ドビュッシー編:3つのジムノペディより第1番、第3番
4. サン=サーンス:死の舞踏 Op.40
5. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
6. ラヴェル:ラ・ヴァルス
フランス国立管弦楽団
録音:1987年
>フランスの指揮者、ジョルジュ・プレートルは、パリ音楽院でトランペットと指揮を学んだほか、ピアノも演奏、デュリュフレに師事して作曲もおこなっていました。
卒業後はフランスでオペラ指揮者としてキャリアをスタートし、1958年にシカゴのリリック・オペラでアメリカ・デビュー、1959年にはプーランク『人間の声』の初演でプーランクから絶賛されてお気に入り指揮者に認定、1961年にはマリア・カラスに気に入られて録音やコンサートに起用され、その後1965年のオペラ引退までの4年間に渡って共演することとなります。
こうしたことからプレ-トルといえばプーランクのスペシャリストで、カラスに気に入られた指揮者というイメージが広がりますが、実際のプレートルのレパートリーは幅広く、早くからコンサート分野でも高い評価を獲得、EMIやRCA、TELDECなどに数多くのレコーディングをおこなっていました。
今回登場する17枚組セットは、プレートルがEMIとTELDECで制作したシンフォニック・レパートリーをまとめたもので、率直で小気味よいダイナミズムに彩られた魅力的な演奏の数々を楽しむことができます。(HMV)
卒業後はフランスでオペラ指揮者としてキャリアをスタートし、1958年にシカゴのリリック・オペラでアメリカ・デビュー、1959年にはプーランク『人間の声』の初演でプーランクから絶賛されてお気に入り指揮者に認定、1961年にはマリア・カラスに気に入られて録音やコンサートに起用され、その後1965年のオペラ引退までの4年間に渡って共演することとなります。
こうしたことからプレ-トルといえばプーランクのスペシャリストで、カラスに気に入られた指揮者というイメージが広がりますが、実際のプレートルのレパートリーは幅広く、早くからコンサート分野でも高い評価を獲得、EMIやRCA、TELDECなどに数多くのレコーディングをおこなっていました。
今回登場する17枚組セットは、プレートルがEMIとTELDECで制作したシンフォニック・レパートリーをまとめたもので、率直で小気味よいダイナミズムに彩られた魅力的な演奏の数々を楽しむことができます。(HMV)
VPOに登場したプレートルは面白い爺さんといった趣でしたが、マリア・カラスのバックをしていた頃は精悍な顔つきの指揮者でした。年数を重ねると人間的にも丸くなるのだろうか。最初はジャズ・トランペッターだったとは知らなかった。したがって、冒頭のガーシュインなどは本当に違和感のない演奏だったの理解できる。
さて、このBOXはコンサート指揮者としての彼を取り上げたもので、中にはサン=サーンスの交響曲が3曲全て手中できてしまうし、カスティヨン、ランドスキ、ティボール、ジョンゲンといった初めて知る人たちの作品もあって、なかなかお買い得感があった。時にアグレッシヴに時に繊細にと起伏があって、面白い。全てフランスものばかりでなく、ドイツ、チェコ、ロシアの作品もあって、先に出たアルミン・ジョルダンよりバラエティがある。フランスといってもラヴェルの作品は少なくフランクはない。デュティユーの作品は意外と多い。相手のオーケストラも上記の通り、フランス以外の団体もあって、同一の曲で違う楽団で聴き比べもできる。心憎い企画だと思った。