目が覚めて、そういえばもう決定されているだろうと思って、ネットのニュースを開いたら、東京ということであった。
当初は東京とマドリードが接戦かなと予想していたら、意外な経緯だった。最初はイスタンブールとマドリードが同数の26で東京が40と抜きんでていた。この時点で東京は過半数は取れていないが、他にかなりの差を付けている。そして、どちらを落とすかで再下位決定で、なんとマドリードとなり最初の脱落となった。これは意外だった。よほど経済不安が響いたのだろうか。そして決戦はイスタンブールとだが、最終投票はこれまた大差だった。戦争の危険と原発の心配との天秤がかけられたのだろうか。
昨夜のテレビ朝日の番組「池上彰の学べるニュースSP」では原発問題は委員の間であまり関心事ではないようで首相がプレゼンテーションでは触れない選択肢もあるとレポーターは伝えていた。しかし、実際は政府が問題の処理に乗り出し、データを付けて詳細に説明したとの報道があり、不安払拭に務めたとあった。それは当然であり、是非そういうことは世界にもまた国民にも開示して欲しいものだ。
まずは東京決定には、関係者の方々にはご苦労様でした、と声をかけたい。そして、これが励みになっていい循環になれば願わずにはいれらない。