● ヴェルディ:歌劇『アイーダ』全曲
クリスティン・ルイス(アイーダ:ソプラノ)
ファビオ・サルトーリ(ラダメス:テノール)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(アムネリス:メゾ・ソプラノ)
マッティ・サルミネン(ラムフィス:バス)
ゲオルグ・ガグニーゼ(アモナズロ:バリトン)
カルロ・コロンバーラ(王:バス)
アゼル・ルザ=ザダ(使者:テノール)
キアラ・イゾットン(巫女の長:ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ズービン・メータ(指揮)
演出:ペーター・シュタイン
装置:フェルディナント・フォーゲルバウアー
衣装:ネーナ・チェッキ
収録時期:2015年2月
収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)
クリスティン・ルイス(アイーダ:ソプラノ)
ファビオ・サルトーリ(ラダメス:テノール)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(アムネリス:メゾ・ソプラノ)
マッティ・サルミネン(ラムフィス:バス)
ゲオルグ・ガグニーゼ(アモナズロ:バリトン)
カルロ・コロンバーラ(王:バス)
アゼル・ルザ=ザダ(使者:テノール)
キアラ・イゾットン(巫女の長:ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ズービン・メータ(指揮)
演出:ペーター・シュタイン
装置:フェルディナント・フォーゲルバウアー
衣装:ネーナ・チェッキ
収録時期:2015年2月
収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)
メータが指揮するスカラ座の「アイーダ」ということで取り上げてみた。ゼッフェッリの演出とは違うドイツの演出家による舞台で、至極シンプルなものであった。変な現代化もないのはいい。スカラ座のアンサンブルの手慣れた演奏は安心できる。アイーダも黒人である設定はリアルな感じだ。ただ、アレレと思ったの有名な凱旋行進の後のバレエがすっぽりカットされていることだ。普通の演奏会のようにマーチから締めの合唱にそのまま移っているのは、演出がそのバレエは不要と判断したのだろう。その凱旋の場ではバンダのブラスバンドが衣裳を着て表舞台で演奏している。アイーダトランペットはマーチングしながらの吹奏。ここでチンバッソという楽器を立って演奏しているのは初めて観たし、ピストンのあるトランペットはこの当時はないのだが、とちょっといじわるな視線を投げかけrざるを得なかった。