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若き日のバーンスタイン~RCA録音全集1945~49

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若き日のバーンスタイン〜RCA録音全集1945〜49(4CD)
【収録情報】
Disc1
● コープランド:バレエ組曲『ビリー・ザ・キッド』
(1949年6月21,23日)
RCAビクター交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)

● コープランド:ピアノ・ソナタ(1947年1月22日)
● バーンスタイン:7つの記念(1947年9月17日)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)

● バーンスタイン:交響曲第1番『エレミア』(1945年2月14日 セントルイス、キール・オペラ・ハウス)
ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
セントルイス交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)

Disc2
● ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 (1946年7月1日 ロンドン)
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

● バーンスタイン:オン・ザ・タウン(1945年2月3日)
「オン・ザ・タウン」オーケストラ
レナード・バーンスタイン(指揮)

● バーンスタイン:バレエ音楽『ファクシミリ』(1947年1月24日、ニューヨーク)
● コープランド:ジンゴ(オーケストラのためのステイトメンツより)(1949年1月23日、ニューヨーク)
● ガーシュウィン:パリのアメリカ人(1947年12月6日、ニューヨーク)
RCAビクター交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)

Disc3
● ストラヴィンスキー:組曲『兵士の物語』(1947年8月11日、タングルウッド)
● ストラヴィンスキー:管楽八重奏曲(1947年8月11日、タングルウッド)
ボストン交響楽団のメンバー
レナード・バーンスタイン(指揮)

● ミヨー:世界の創造(1945年11月21日、ニューヨーク、ロートス・クラブ)
RCAビクター室内管弦楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)

● バーンスタイン:『ファクシミリ』のための習作(1947年12月24日、ニューヨーク、RCAスタジオ2&6)
● バーンスタイン:私は音楽が嫌い(5つの子供の歌)(1949年6月15日、ニューヨーク、RCAスタジオ2&6)
ブランシェ・シーボム(メゾ・ソプラノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)

Disc4
● ブリッツシュタイン:『空輸』交響曲(1946年10月30日、ニューヨーク、ロートス・クラブ)
チャールズ・ホランド(テノール)
ウォルター・シェフ(バリトン)
RCAビクター・コラール
ニューヨーク・シティ交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)

● ブリッツシュタイン:埃まみれの太陽(1946年11月27日、ニューヨーク、RCAスタジオ2)
ウォルター・シェフ(バリトン)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)

録音方式:モノラル
 
>レナード・バーンスタイン[1918-1990]は、アメリカが生んだ20世紀を代表する指揮者、作曲家、ピアニスト、そして教育者など多方面にわたって生涯を音楽に捧げた偉大な音楽家。当アルバムは、彼が1940年代後半にRCAに残した全録音を集大成したもので、1943年にニューヨーク・フィルの定期演奏会で急病のワルターの代役として劇的なデビューを飾る一方、自作の『エレミア交響曲』『ファンシー・フリー』『オン・ザ・タウン』の初演など、指揮・作曲の両面で認められ、人生で最初の成功を手にした時期にあたっていました。
RCAには、自作をはじめコープランドやブリッツスタインといったアメリカの現代作曲家を中心に、ミヨー、ストラヴィンスキー、ラヴェルなどの意欲的なレパートリーが録音されました。また彼の多彩な才能を象徴するように、指揮者としてだけでなく、協奏曲・歌曲の伴奏・ソナタをこなすことの出来るピアニストとしても八面六臂の活躍ぶりが記録されています。いわば世界に飛躍しはじめた若き音楽家の多彩な才能が、当アルバムに凝縮されていると言えるでしょう。日本独自企画盤。(RCA)
 これはバーンスタインが本格的な商業録音した初期のもの。これより以前にマイナーレーベルへの録音があるようだが、メジャーレーベルへの録音はこれらから始まったようである。この人はコロムビアからDGへ移ったということが印象に強いが、最初はRCAだったのである。それは文献では知っていたが、こうしてまとめてもらうとありがたい。指揮したりピアノを弾いたりと早くもその多才ぶりを発揮している。日本にも若い作曲家だが、指揮もしたりピアノも達者であるという触れ込みだったという。また、ドイツの古典ではなく、アメリカを中心とした同時代の作品や自作が録音されているのも注目したい。これらは一部例外を除けば、CBSやEMIにも再録音しているものが多い。
 
 モノラルで多分初出時はSP盤だったろうこれらの録音ではあるが、意外と状態がよく鑑賞できる。30歳前後の才気溢れるバーンスタインが堪能できる。1950年からはコロムビア中心に録音をし、NYPのシェフとなってからは周知の通りだ。
 

 

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