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『マクベス』全曲 ノーブル演出、ルイージ&メトロポリタン歌劇場

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『マクベス』全曲 ノーブル演出、ルイージ&メトロポリタン歌劇場、ネトレプコ、ルチッチ、他(2014 ステレオ)
● ヴェルディ:歌劇『マクベス』全曲

 アンナ・ネトレプコ(マクベス夫人)
 ジェリコ・ルチッチ(マクベス)
 ルネ・パーペ(バンクォー)
 ジョセフ・カレヤ(マクダフ)、他
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 演出:エイドリアン・ノーブル

 収録時期:2014年10月11日
 収録場所:ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場(ライヴ)

>ヴェルディが敬愛するシェイクスピアに初めて取り組んだ『マクベス』。メトロポリタン歌劇場2014-15シーズンのオープニング演目となった『マクベス』は、マクベス夫人にネトレプコが起用され、「夢遊の場」で素晴しい歌唱と演技を披露しました。世界のヴェルディ・バリトンのルチッチも、マクベスの心の葛藤を見事に演じています。人気と実力を兼ね備えたパーペの、ドラマティックで圧倒的な声の威力、そしてカレヤの美声など、共演者も豪華な布陣が組まれています。ルイージが圧倒的な緊迫感を保ちながら繊細さを欠かさない指揮で、この作品の本質に迫る名演。俳優のアニタ・ラチヴェリシュヴィリによる、バックステージ・インタビュー(約16分)も合わせてお楽しみください。(ユニバーサルIMS)

 このプロダクションはかつてレヴァイン指揮で映像になっているもののようだ。同じ演出家で同じタイトルロールに上演だったと記憶している。シェークスピアの戯曲だから、もっと格調の高いものというイメージだが、変に現代化しているために、やはり南米かアラブあたり紛争みたいなふうになってしまっている。ただ、前の舞台よりはいくぶんマシにはなっているようにも見える。今回はファビオ・ルイージの指揮に代わっていて、音楽の表現も鋭角的に感じられる。

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