収録情報
ルビンシテイン:
・交響曲第5番ト短調 Op.107
・歌劇『ドミートリー・ドンスコイ』序曲
・ファウスト Op.68
ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー管弦楽団
ホリア・アンドレースク(指揮)
録音時期:1988年7月
録音場所:ルーマニア、ブカレスト
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
旧品番:8223320 (MARCO POLO)
ルビンシテイン:
・交響曲第5番ト短調 Op.107
・歌劇『ドミートリー・ドンスコイ』序曲
・ファウスト Op.68
ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー管弦楽団
ホリア・アンドレースク(指揮)
録音時期:1988年7月
録音場所:ルーマニア、ブカレスト
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
旧品番:8223320 (MARCO POLO)
ついこの間NAXOSから出た新譜。しかし、録音は20年以上も前のもので、よく見るとかつてマルコポーロから出ていたもののようだ。レーベル移管ものである。
アントン・ルビンシテインはロシアの音楽のインフラ整備を行った人で、その礎を築いた偉大な存在だ。サンクト・ペテルブルク音楽院を創設、ロシア音楽協会を設立して、環境整備をよくした人であった。弟ニコライとともに有能なピアニストであり、他の作曲家とも交流のあった人だった。
そんな人物であるにも拘わらず、この人が作曲した作品は全く接してこなかった。このアルバムで初めてまともに鑑賞することになる。交響曲第5番はカリンニコフみたいにロシア風のメロディが豊富にあふれる曲であった。名前からして典型的なユダヤ系ではあっても、根付いた土地への愛着のなせる業であるろうか。