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Channel: 趣味の部屋
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日本の管弦楽曲 100周年ライヴ

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 名古屋の方にあるプロ・オケ、セントラル愛知交響楽団の演奏会ライヴ。強面の現代音楽はなく、どれも聴きやすいものばかり。中にはテレビ・ラジオのテーマ音楽として馴染みのあるものも多い。

 中でも面白かったのは團伊玖磨の音楽で「ラジオ体操第二」だ。普段はピアノ演奏だけでしか聴かないが、今回はオーケストラ用にアレンジされたもの。形態が異なるとまた違った印象なのだ。バレエ音楽でも聴くかのようで、多彩な音楽に変容しているのには驚き、これだから音楽は楽しいとも思った。他に黛敏郎による日テレ系統のスポーツ番組のテーマ曲も管弦楽で聴くとほぼオリジナルに近い響きになるようだ。古関裕而の「ひるのいこい」はやや大仰に聴こえるし、「眠狂四郎女妖剣」の音楽も少し重たく聴こえる。編成が大きいからだろう。

 なお、狂四郎の映画音楽の作曲の斎藤一郎はこの指揮者と同姓同名だが、全くの別人物である。
 

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