【曲目】
シュトラウス:歌劇「エレクトラ」全曲
【演奏】
カルロス・クライバー指揮コヴェントガーデン王立歌劇場管、合唱団、マルタ・シルメイ、ビルギット・ニルソン、グィネス・ジョーンズ、チャールズ・クレイグ、ドナルド・マキンタイア
【録音】
1977年5月14日ライヴ
シュトラウス:歌劇「エレクトラ」全曲
【演奏】
カルロス・クライバー指揮コヴェントガーデン王立歌劇場管、合唱団、マルタ・シルメイ、ビルギット・ニルソン、グィネス・ジョーンズ、チャールズ・クレイグ、ドナルド・マキンタイア
【録音】
1977年5月14日ライヴ
以前にも出ていたそうだが、今回は音質改善での再登場という。既にドイツでのライヴ盤もあって、二種類目の登場だが、コヴェントガーデン王立歌劇場のアンサンブルというのが目を惹く。ただし、レパートリーの絞り込みで晩年には、外された作品となったようである。
録音はやや歌唱が遠目に入っているが、耳が慣れてくると違和感なく聴けてしまう。多少スクラッチノイズみたいなものは聴こえるが、鑑賞に支障はない。途中唐突に切れて2枚目になるののだが、切れ目をもう少し丁寧にして欲しかった。クライバーが何故外したのかはわからない。演目の内容がややショッキングなところが気に入らなかったのかもしれない。タイトルロールはビルギット・ニルソン。こうした音質の乏しいものでも、突き抜けて聴こえてくるのは、やはり並大抵の歌手ではなかったということだと思う。