タワーレコード渋谷店を覗いてみた。普段通販で見落としたものはないかと一周すると、やはりある。ただ、既に発注したものとの重複は避けたい。そういうことを念頭に手にしたのが、下記のNaxos盤だった。
ドホナーニ
交響曲第2番ホ長調作品40
3つの歌作品22より第1番と第2番
アレクサンダー・ヒメネス指揮
フロリダ州立大学交響楽団
エヴァン・トーマス・ジョーンズ(バリトン)
演奏者は全て未知の人たちだ。まあ、後は若さにかけて購入した。趣味で集ったクラブではなく、プロを目指す音楽専攻の学生や指導教員からなるオーケストラである。アンサンブルはきっちりしている。メインの交響曲はかっちりした構成の後期ロマン派風の作品であった。1945年に作曲されて、1957年に改訂されているようだ。フィナーレには、バッハのコラールによる変奏曲となっていて、壮麗である。今、活躍中の指揮者の祖父に当たる人だが、あまりその作品に接する機会がなく、貴重な音源だと思った。