【収録情報】
1. マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲
サントゥッツァ(村娘)/フィオレンツァ・コッソット(メッゾ・ソプラノ)
トゥリッドゥ(若い農夫)/ジャンフランコ・チェッケレ(テノール)
ルチーア(トゥリッドウの母)/アンナ・ディ・スタジオ(アルト)
アルフィオ(荷馬車屋)/ジャンジャコモ・グェルフィ(バリトン)
ローラ(アルフィオの妻)/アドリアーネ・マルティーノ(メッゾ・ソプラノ)
2. レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』全曲
カニオ(パリアッチョ、劇団の座長)/ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
ネッダ(コロンビーナ、女優、カニオの妻)/ライナ・カバイヴァンスカ(ソプラノ)
トニオ(タッデーオ、道化役)/ピーター・グロソップ(バリトン)
ペッペ(アルレッキーノ、役者)/セルジオ・ロレンツィ(テノール)
シルヴィオ(村人)/ローランド・パネライ(バリトン)
1. マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』全曲
サントゥッツァ(村娘)/フィオレンツァ・コッソット(メッゾ・ソプラノ)
トゥリッドゥ(若い農夫)/ジャンフランコ・チェッケレ(テノール)
ルチーア(トゥリッドウの母)/アンナ・ディ・スタジオ(アルト)
アルフィオ(荷馬車屋)/ジャンジャコモ・グェルフィ(バリトン)
ローラ(アルフィオの妻)/アドリアーネ・マルティーノ(メッゾ・ソプラノ)
2. レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』全曲
カニオ(パリアッチョ、劇団の座長)/ジョン・ヴィッカーズ(テノール)
ネッダ(コロンビーナ、女優、カニオの妻)/ライナ・カバイヴァンスカ(ソプラノ)
トニオ(タッデーオ、道化役)/ピーター・グロソップ(バリトン)
ペッペ(アルレッキーノ、役者)/セルジオ・ロレンツィ(テノール)
シルヴィオ(村人)/ローランド・パネライ(バリトン)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
カラヤン芸術の真髄を堪能できる映画仕立てのヴェリズモ・オペラの傑作2作品。1968年制作のこれらの映像は、視覚的な心理描写の巧みさにおいても先駆的なプロダクションとして歴史的な意義が深いといえるでしょう。自身が監督を務めた『道化師』では、劇中劇の観客としてカラヤンも出演しています。(UNIVERSAL MUSIC)
これも所謂オペラ映画というもの。「道化師」はカラヤン自身の監督による。既に、スカラ座を指揮して1965年にこの二つの演目は録音しているが、1968年のこの映像はテノールなどのキャストが替っている。芝居のための装置はミラノのスケートリンクに二つのセットが背中合わせに作られたという。映像と音は多分別々にテイクされたもののようだ。映画らしくクローズアップなどもあって、細かい所作もわかりやすい。また、音楽の途中に入る拍手もないので、最後まで音楽を聴くことがでみるのもありがたい。その反面やはり、ライヴ特有の雰囲気が喪失されているのは寂しい気もする。