真珠湾攻撃の難を逃れたら、今度は戦場の真っ只中に送り込まれる。1815年の英米戦争(俗に第二独立戦争)の時代。ニューオリンズあたりである。今回はゲスト出演のキャロル・オコナーが二役で活躍する。イギリスの部隊を全滅させた指揮官とその子孫で1968年当時イギリス陸軍の将軍の二役だ。
資金がかかりすぎるということで、コストカットの意味合いもあったらしいが、同一の役者が演じることで血のつながりが明確になったとも言える。オコナーはプロデューサーに転身したそうだが、制作された1966年当時は結構いろいろな作品に登場、「スパイ大作戦」にも敵役で出ていたのを確認している。
アメリカとイギリスが独立後も戦火を交えたというのはこのエピソードで知ったものだ。同じ英語を話すもの同士が戦争するのだ、と子供心に不思議に感じたのを覚えている。
なお、今記事にしている順番は本国の放映順で、日本の順番ではないことをお断りしておく。