①ワーグナー:『ローエングリン』第3幕への前奏曲(モノラル)
アルトゥール・ロジンスキー(指揮)
録音:1948年4月21日 シカゴ、オーケストラ・ホール
②ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36(モノラル)
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
録音:1962年10月7日 WGN-TV Studios
③ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92(ステレオ)
ヤーノシュ・フェレンチーク(指揮)
アルトゥール・ロジンスキー(指揮)
録音:1948年4月21日 シカゴ、オーケストラ・ホール
②ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36(モノラル)
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
録音:1962年10月7日 WGN-TV Studios
③ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92(ステレオ)
ヤーノシュ・フェレンチーク(指揮)
録音:1979年3月22,24日 シカゴ、オーケストラ・ホール
今回はDISC2の盤。③は結構古い録音でかつベートーヴェンを中心にした収録ではある。
①ワーグナーだが、指揮をしているのがロジンスキーで少し素っ気ない演奏である。録音がいささかデッドな録音も相俟って余計にそう感じるかもしれない。ロジンスキーの終わり方は一気に終幕に飛んで終わる方式だった。
②はテレビスタジオの収録のようだ。このテレビ局の音源は問題が多いと技術担当のコメントにあった。どうもフルメンバーではなく、弦などはプルトをかなり短縮しているような感じではある。
③が一番状態がいい。フェレンチークというとチェコとかハンガリーのオケばかりとの共演の印象が強いが、アメリカのオケを振るというのが珍しい。結構パワフルな演奏をしている。機能は東欧のオケより数段上だから、この指揮者の良さが引き立っているのかもしれない。