[CD1]
①シベリウス:交響曲第7番[20:14]
ユージン・オーマンディ(指揮)
1969年11月27日
②ショスタコーヴィチ:交響曲第4番[58:15](初出!)
キリル・コンドラシン(指揮)
1971年1月10日
[CD2]
①ハイドン:交響曲第92番『オックスフォード』[26:26]
カレル・アンチェル(指揮)
1970年1月21日
②エルガー:交響的習作『ファルスタッフ』[35:00]
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
1970年6月20日
③デ・レーウ:管楽のシンフォニー[09:14]
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
1971年10月30日
[CD3]
①シベリウス:エン・サガ op.9 [16:10]
キリル・コンドラシン(指揮)
1971年1月14日
②ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲[22:45]
ダニエル・ワイエンベルフ(Pf)
カレル・アンチェル(指揮)
1970年1月21日
③フランク:交響曲ニ短調[36:30]
カレル・アンチェル(指揮)
1970年1月21日
[CD4]
①ウォルトン:ブリテンの即興曲による即興[13:58]
ヨーゼフ・クリップス(指揮)
1972年1月27日
②マルタン:ピアノ協奏曲第2番[23:00]
パウル=バドゥラ・スコダ(Pf)
ヨーゼフ・クリップス(指揮)
1972年1月27日
③ストラヴィンスキー:『結婚』[25:00]
ドロシー・ドロウ(S)
ソフィア・ファン・サンテ(Ms)
エリック・タピー(T)
ジュール・バスタン (B)
テオ・ブルンズ(Pf)
ラインベルト・デ・レーウ(Pf)
ダニエル・ワイエンベルフ(Pf)
ジャン・ウィン(Pf)
デ・ノーベル(指揮)
1971年11月14日
[CD5]
①ベルリオーズ:ロミオとジュリエットから[44:10]
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
1972年7月5日
②タデウシュ・バイルド:主題のない変奏曲[09:55]
ハンス・フォンク(指揮)
1971年2月13日
③ルトスワフスキ:織り込まれた言葉[16:30]
ピーター・ピアーズ(T)
ヴィトルド・ルトスワフスキ(指揮)
1971年12月12日
[CD6]
①ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲[33:25]
ヘルマン・クレベルス(Vn)
ティボール・デ・マチュラ(Vc)
ハンス・フォンク(指揮)
1971年2月11日
②マーラー:嘆きの歌[37:24]
ハンネケ・ファン・ボルク(S)
ノーマ・プロクター(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オランダ放送合唱団
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
1973年2月14日
[CD7]
①ベートーヴェン:交響曲第4番[30:49]
ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)
1972年3月19日
②ブラームス:ヴァイオリン協奏曲op.77[41:13]
イツァーク・パールマン(Vn)
ヴィレム・ファン・オッテルロー(指揮)
1972年3月19日
[CD8]
①J.S.バッハ:結婚カンタータ『今ぞ去れ、悲しみの影よ』[22:26]
エリー・アーメリング(S)
オイゲン・ヨッフム(指揮)
1973年4月5日
②モーツァルト:ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495[17:25]
バリー・タックウェル(Hrn)
フェルディナント・ライトナー(指揮)
1973年1月7日
③シューマン:交響曲第3番『ライン』[35:05]
フェルディナント・ライトナー(指揮)
1973年1月7日
[CD9]
①ベルク:ぶどう酒[12:32]
エリー・アーメリング(S)
エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
1973年12月2日
②マデルナ:ヴァイオリン協奏曲[27:20]
テオ・オロフ(Vn)
ディエゴ・マッソン(指揮)
1975年10月26日
③ブーレーズ:カミングズは詩人である[09:48]
NCRV声楽アンサンブル
ジルベール・アミ(指揮)
1974年1月27日
④ベリオ:Calmo マデルナの追悼のための音楽[05:00]
ディエゴ・マッソン(指揮)
1975年10月26日
⑤ヤン・ファン・フリーメン:ピアノと3つの器楽のグループのためのソナタ[16:40]
テオ・ブルンス(Pf)
エルネスト・ブール(指揮)
1974年6月16日
[CD10]
①チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲イ長調[17:32](初出)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
キリル・コンドラシン(指揮)
1977年3月14日
②ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲ニ調[12:14]
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
1975年6月11日
③スクリャービン:交響曲第3番ハ長調『神聖な詩』[45:45]
キリル・コンドラシン(指揮)
1976年5月4日
[CD11]
①シューマン:ピアノ協奏曲[33:45]
クラウディオ・アラウ(Pf)
オイゲン・ヨッフム(指揮)
1977年4月21日
②ベリオ:シュマンIV[10:20]
ウェルネル・ヘルベルス(Ob)
ルチアーノ・ベリオ(指揮)
1977年1月9日
③エッシャー:シンフォニア[31:35]
ラインハルト・デ・レーウ(指揮)
1976年5月2日
[CD12]
①レーガー:セレナーデop.95[38:10]
オイゲン・ヨッフム(指揮)
1976年1月22日
②ヒナステラ:ハープ協奏曲[23:37]
フェラ・バルディングス(Hrp)
ロペス・コボス(指揮)
1977年11月3日
③ジョリヴェ:トランペット協奏曲[12:37]
モーリス・アンドレ(Tp)
ジャン・フルネ(指揮)
1976年3月11日
[CD13]
①ストラヴィンスキー:12の楽器のためのコンチェルティーノ[06:15]
エド・スパンヤールド(指揮)
1978年1月8日
②ウィレム・フレデリク・ボン:春[07:25]
ロバータ・アレグザンダー(S)
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
1979年10月28日
③ブルックナー:交響曲第9番[65:25]
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
1978年1月22日
[CD14]
①モーツァルト:交響曲第35番『ハフナー』[22:34]
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
1979年3月30日
②カプレ:エピファニ 公現祭[21:23]
ヤーン・デクロース Vc
ジャン・フルネ(指揮)
1978年2月10日
③メンデルスゾーン:交響曲第4番[30:03]
キリル・コンドラシン(指揮)
1979年11月18日
1970年から80年にかけてアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のライヴを14枚にして出た選集である。既に7巻あたりまで出ているものの、初期の2巻は既に廃盤で入手不可であるし、この第4巻も販売は中止になっていて新品は市場にはない。何とか中古品をと思って、探すもかなり高価であり、ずっと見送っていた。ここへきて、やっとリーズナブルな価格の中古品を見つけて、入手した。
このBOXはちょうど、ソ連から亡命してきたキリル・コンドラシンの指揮によるものが多く収録されている。ショスタコーヴィチの第4番を始め、メンデスルゾーンの第4番「イタリア」も収録されている。後者はフィリップスからLPで国内発売されたことのある録音である。
放送音源でオランダの放送局のアーカイヴズが大元のようである。実演らしい熱気あふれる演奏もいいし、またオランダの現代作曲家の作品が時折挿入されている。滅多に聴けないものなので、貴重である。またルスワフスキーやベリオなどの自作自演も楽しめる。