19世紀後半フランス作品集～ジャック・メルシエ＆イル・ド・フランス国立管弦楽団

【収録情報】
Disc1
1. J.S.バッハ＝グノー：アヴェ・マリア
2. グノー：Beati qui lavant
3. ビゼー：アニュス・デイ
4. ビゼー：御身に願いまつる
5. フランク：天使の糧
6. フランク：Encore Un Jour Qui Fuit
7. マスネ：O Bien-Aime
8. マスネ：Souvenez-Vous Vierge Marie
9. マスネ：Extase De La Vierge
10. フォーレ：祈り
11. グノー：聖霊降臨祭
12. グノー：悔悟
13. グノー：Gallia, Elegie Biblique

フランソワーズ・ポレ（ソプラノ）

Disc2
サン＝サーンス：
1. レクィエム ハ短調 Op.54
2. 詩篇 第18番 Op.42

フランソワーズ・ポレ（ソプラノ）
ニコラ・リヴァンク（バリトン）、他
イル・ド・フランス・ヴィットリア合唱団

Disc3
ルーセル：
1. オペラ・バレエ『パドマーヴァティ』組曲
2. 小組曲 Op.39
3. 劇音楽『眠りの精』 Op.13
4. 組曲ヘ長調 Op.33

Disc4
ルーセル：
1. 『バッカスとアリアーヌ』組曲第1番、第2番
2. 2つの歌 Op.19
3. アナクレオンの頌歌
4. 2つの中国の詩 Op.35
5. 2つの歌 Op.20

Disc5
1. ビゼー：歌劇『ジャミレ』全曲

マリ＝アンジュ・トドロヴィッチ（メゾ・ソプラノ）
ジャン＝リュック・モーレット（テノール）
フランソワ・ル・ルー（バリトン）、他

Disc6
1. フローラン・シュミット：映画音楽『サランボー』組曲 Op.76

Disc7
ブリュノー：
1. レクィエム
2. オラトリオ『ラザロ』

Disc8
サン＝サーンス：
1. カンタータ『竪琴とハープ』 Op.57
2. 2つの合唱曲 Op.53
3. 夢想
4. ジャン王の馬上槍試合
5. 鏡

Disc9
サン＝サーンス：
1. ノアの洪水 Op.45
2. 鼓手の許婚 Op.82
3. カンタータ『夜』 Op.114

ナタリー・デセイ（ソプラノ）、他

Disc10
1. ドビュッシー：聖セバスチャンの殉教（オラトリオ版）

イル・ド・フランス国立管弦楽団
ジャック・メルシエ（指揮）

録音時期：1989～2002年

＞指揮者ジャック・メルシエはパリ国立音楽大学で学び、最高位で卒業。1972年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。そして国際的なキャリアをつかみ、ザルツブルク音楽祭で指揮し絶賛を浴びました。1982年から2002年の間、ジャック・メルシエはイル・ド・フランス国立管弦楽団の芸術監督と常任指揮者を務め、1995年にフランス作品の芸術性を高めたとし"Victoires de la Musique Classique"賞を受賞しています。その賞を受賞したプログラムが、ここに収録されています。これら19世紀後半のフランスの音楽は、ほとんど知られていない、または過小評価されていた作品です。オーケストレーションや声楽の複雑な構成を持ったカンタータまで、見事に蘇らせた現在においても貴重な演奏です。（輸入元情報）

　珍しい作品多いBOXであるので、それに惹かれた。未知の作品が８割くらいだ。これらは単独のアルバムでリリースされているのは見かけたことはある。だが、価格とあまりにもマニアックすぎるのと、海外盤であることなどいろいろあってパスしたものだ。発売はソニークラシカルながら、元来はRCAのレーベルから出ていたと思う。他の演奏は知らないが、ここでは自国の作品に矜持を以て臨む演奏家の結晶を感じる。