ストラヴィンスキー:
1. 交響詩『うぐいすの歌』
2. バレエ組曲『火の鳥』(1945年版)
3. 花火
4. バレエ音楽『ペトルーシュカ』より
NHK交響楽団
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音時期:1959年5月1日(1-3)、5月3日(4)
録音場所:大阪フェスティバルホール(1-3) 東京、日比谷公会堂(4)
録音方式:モノラル(ライヴ)
1. 交響詩『うぐいすの歌』
2. バレエ組曲『火の鳥』(1945年版)
3. 花火
4. バレエ音楽『ペトルーシュカ』より
NHK交響楽団
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音時期:1959年5月1日(1-3)、5月3日(4)
録音場所:大阪フェスティバルホール(1-3) 東京、日比谷公会堂(4)
録音方式:モノラル(ライヴ)
映像が以前、DVDとしてリリースされていたが、「火の鳥」は全部あったが「花火」は部分的というものだった。しかし、今回、東京と大阪に会場が分かれているものの、ストラヴィンスキーが来日した折に振った全曲が揃ってCDとして登場した。解説にはチェレスタは黛敏郎、打楽器に岩城宏之がトラで参加しているという。下ごしらえは岩城がやり、本番直前の仕込みは作曲者のアシスタントで愛弟子のロバート・クラフトが行い、ご本人はゲネプロで登場して本番に臨んだらしい。練習中も楽譜の訂正をしていたいうから驚く。大阪で「火の鳥」を聴きに行った人がいて、様子を伺うと演奏としては今一という返事が返ってきた。ライヴ独特の傷はあるが、NHK交響楽団は健闘しているように聴こえる。
解説によると4月5日に来日して、5月の公演が終了するとすぐに離日したそうである。だが、折しも当時の皇太子御成婚の時で、ホテルのテレビでパレードの中継を楽しんだというから、あの瞬間ストラヴィンスキーは日本に滞在していたのだと感慨深いものを覚える。