Quantcast
Channel: 趣味の部屋
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1029

ティエリー・エスケシュ作品集

$
0
0
「えすけしゅ」の画像検索結果
【収録情報】
エスケシュ:
1. オルガンと管弦楽のためのソーラー・ボート (2008)   ティエリー・エスケシュ(オルガン)
2. 『夜の狂気』 (2008)                       ノラ・グビッシュ(メゾ・ソプラノ)
3. ヴァイオリン協奏曲 (2009)                   ダヴィッド・グリマル(ヴァイオリン)
管弦楽:リヨン国立管弦楽団
指揮:1&2.準・メルクル 3.クリスティアン・アルミンク

>ティエリー・エスケシュは、パリ音楽院で最優秀賞を8つを取得、パリ・クラシック音楽大賞をも受賞した鬼才オルガニスト及び作曲家です。彼は学生時代より即興を得意とし、様々な時代の音楽要素を取り入れて斬新な現代音楽に仕上げて行きます。例えばそれはレーガーやメシアンの音楽とは全く異なり、シンフォニック・ロックのようにも聞こえるかもしれません。ハーモニーは、すべて彼の作品で重要な役割を果たしています。フランス音楽の特異性を作るの調和のこの感覚は、彼の音楽の主要な構成成分で、そのダイナミクスと色を作成するすべての関数(ディレイ、装飾音符、緊張、弛緩)が使われています。また、バルトーク的な音楽と偉大な対位法の妙技によっての複雑なポリリズムは、「心底後世に残したいと思った数少ない現代作品」と高い評価を得ています。
(ユニバーサルIMS)

 ティエリー・エスケシュの名前はBSプレミアムで放送されていたコンサート映像でアンコールで歌劇「クロード」の中の管弦楽曲をやっているのを観て、知った。そして興味を覚えまずその歌劇の映像を入手、他にないかと物色していたら、数点ある中これしか在庫がなかったようであった。このアルバムは協奏曲のスタイルと歌曲のスタイルがあって、オーケストラはバックに廻る役目の曲集だ。オルガンの曲は作曲者自らの演奏による自作自演。少し現代曲っぽいリズムと和音だが、年齢にしては保守的なのかもしれない。音響的にはフル編成のオケというところがいい。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1029

Trending Articles