マリア・カラス - Maria Callas (ソプラノ)
エンツォ・マスケリーニ - Enzo Mascherini (バリトン)
イターロ・ターヨ - Italo Tajo (バス)
ジーノ・ペンノ - Gino Penno (テノール)
アンジェラ・ヴェルチェッリ - Angela Vercelli (ソプラノ)
ルチアーノ・デッラ・ペルゴーラ - Luciano Della Pergola (テノール)
アティリオ・バルベージ - Atilio Barbesi (バス)
イーヴォ・ヴィンコ - Ivo Vinco (バス)
ダリオ・カゼッリ - Dario Caselli (バス)
マリオ・トマジーニ - Mario Tommasini (バス)
ミラノ・スカラ座合唱団 - Milan La Scala Chorusミラノ・スカラ座管弦楽団 - Milan La Scala Orchestraヴィクトル・デ・サバタ - Victor De Sabata (指揮)
録音時期:1952年12月7日 録音場所:ミラノ、スカラ座 録音方式:モノラル(ライヴ)
これも先の「シシリアの晩祷」同様に分売されたカラスのライヴ録音である。これも歌手よりも指揮者がスカラ座のシェフだったサバタの指揮ということだ。既にセッションの「トスカ」の録音は有名だが、ヴェルディのオペラがこうして残っているのはありがたい。ただし、部分的に録音状態が不安定になって、聞きづらい個所がある。これはEMIが正規盤で出したものの再販。他に「MYTO盤」も存在するようだが、似たような状態ではなかろうか。このオペラの存在を知ったのはLP時代のアバド盤。同じスカラ座のアンサンブルによる録音だった。実際に鑑賞するようになったのは映像ソフトが出てきてからだ。シェイクスピアの陰惨な話で、黒澤明監督の「蜘蛛巣城」にもなった物語だ。