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クルト・マズア/オイロディスク・レコーディングズ

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「マズア オイロ...」の画像検索結果
収録情報】
Disc1-2
● シューマン:交響曲全集

1. 交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
2. 交響曲第2番ハ長調 Op.6
3. 交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』
4. 交響曲第4番ニ短調 Op.120
5. 序曲、スケルツォとフィナーレ ホ短調 Op.52

録音:1973年

Disc3-5
● メンデルスゾーン:交響曲全集

1. 交響曲第1番ハ短調 Op.11
2. 交響曲第3番イ短調 Op.56『スコットランド』
3. 交響曲第2番変ロ長調 Op.52『賛歌』
4. 交響曲第4番イ長調 Op.90『イタリア』
5. 交響曲第5番ニ短調 Op.107『宗教改革』

チェレスティーナ・カサピエトラ(ソプラノ:3)
アデーレ・シュトルテ(ソプラノ:3)
ペーター・シュライアー(テノール:3)
ライプツィヒ放送合唱団(3)

録音:1971-1972年

Disc6-14
● ブルックナー:交響曲全集

1. 交響曲第1番ハ短調 WAB.101(1866年リンツ稿/ハース版)
2. 交響曲第2番ハ短調 WAB.102(1877年稿/ハース版)
3. 交響曲第3番ニ短調 WAB.103(1889年第3稿/ノヴァーク版)
4. 交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』(1878年第2稿/ハース版)
5. 交響曲第5番変ロ長調 WAB.105(ハース版)
6. 交響曲第6番イ長調 WAB.106(ハース版)
7. 交響曲第7番ホ長調 WAB.107(ハース版)
8. 交響曲第8番ハ短調 WAB.108(1890年第2稿/ハース版)
9. 交響曲第9番ニ短調 WAB.109(ハース版)

録音:1974-1978年

Disc15-16
● ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲


ジャニーヌ・アルトマイヤー(ソプラノ:レオノーレ)
ジークフリート・イェルザレム(テノール:フロレスタン)
ジークムント・ニムスゲルン(バリトン:ドン・ピツァロ)
テオ・アダム(バリトン:ドン・フェルナンド)
ペーター・メーフェン(バス:ロッコ)
カローラ・ノセク(ソプラノ:マルツェリーネ)
リューディガー・ヴォーラース(テノール:ヤキーノ)
クラウス・ケーニヒ(テノール:囚人I)
フランク=ペーター・シュペーテ(バリトン:囚人II)
ライプツィヒ放送合唱団
イェルク=ペーター・ヴァイグレ(合唱指揮)
ベルリン放送男声合唱団
フランツペーター・ミュラー=ジベル(合唱指揮)

● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 Op.72a

録音:1980-1981年

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
クルト・マズア(指揮)

 まず、オイロディスクというレーベルに惹かれて、購入してみた。あまり内容を確認しなかったが、シューメン、メンデsルスゾーン及びブルックナーの交響曲全集とベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」の全曲が収録されていたかなり重厚なBOXだった。年代が1980年から81年だから、まだ東西のドイツは分断されたままの時代で、そろそろ統一の動きがあろうかという時代でもある。マズアはそうした流れを支持していた人とされる。そうした背景で西ドイツの会社がライプツィヒに出かけて、こうした録音集中的に録っているのは何か暗示的な感じもする。

 肝心の音楽だが、概ねオーソドックスだが、メンデルスゾーンの第4番「イタリア」なんかリズムが甘く、おとなしすぎる。ブルックナーもやはりどこかこじんまりまとまっている感じがしないでもない。あまり冒険的なことはしない指揮者だろう。壁が崩壊してアメリカに渡り、NYPのシェフになった時も印象はそのままではあった。

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