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バーンスタイン:歴史的録音1946-1961年

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 【収録情報】
・ダイアモンド:前奏曲とフーガ第3番
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)   1941年5月 SP録音~レコード・デビュー
・シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61
 ボストン交響楽団
 録音:1946年3月22日、ボストン、シンフォニー・ホール

・ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』-リハーサル
・ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』
 ボストン交響楽団
 録音:1948年12月22日、ボストン、シンフォニー・ホール

・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』-リハーサル
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450-リハーサル
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)
 ボストン交響楽団
 録音:1949年11月21日、ボストン、シンフォニー・ホール

・メシアン:トゥーランガリラ交響曲-リハーサル
 ボストン交響楽団
 録音:1949年11月28日、ボストン、シンフォニー・ホール

・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
 アデーレ・アディソン(ソプラノ)
 ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
 ボストン交響楽団
 録音:1949年11月25日、ボストン、シンフォニー・ホール

・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調-リハーサル
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)
 ボストン交響楽団
 録音:1949年12月5日、ボストン、シンフォニー・ホール

・コープランド:荘厳な儀式のための序言
・ショスタコーヴィチ:国連行進曲(映画音楽「呼応計画』 Op.33からの編曲)
・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』~第4楽章の一部
 ローレンス・オリヴィエ(語り)
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)
 イルマ・ゴンザレス(ソプラノ)
 ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
 ロール・ジョバン(テノール)
 ニコラ・モスコーナ(バス)
 大学生合唱団
 ボストン交響楽団
 録音:1949年12月10日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
 レナード・バーンスタイン(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 録音:1950年2月19日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・バーンスタイン:交響曲第2番『不安の時代』
 ルーカス・フォス(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 録音:1950年2月26日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・ストラヴィンスキー:春の祭典
 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
 録音:1951年2月18日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・ヴァイル:『三文オペラ』(ブリッツスタイン英訳版)
 ロッテ・レーニャ(ジェニー)
 ジョー・サリヴァン(ポリー)
 デイヴィッド・ブルックス(マックヒース)
 マーク・ブリッツスタイン(語り)
 管弦楽団
 録音:1952年6月14日、マサチューセッツ州ウォルサム、ブランダイス大学)

・コープランド:交響曲第2番『短い交響曲』
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1957年1月27日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・ハリス:アメリカの信条
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1959年2月7日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・ピストン:管弦楽のための協奏曲
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1959年2月15日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・ファイン:厳かな歌
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1959年4月19日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47-録音セッション
・コープランド:組曲『ビリー・ザ・キッド』-録音セッション
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1959年10月20日、ボストン、シンフォニー・ホール

・チャベス:交響曲第4番『シンフォニア・ロマンティカ』
・マーラー:私はやわらかな香りをかいだ/私はこの世に忘れられ/浮き世の生活/真夜中に
 ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1960年2月8日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

・ダイアモンド:交響曲第8番
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 録音:1961年10月9日、ニューヨーク、カーネギー・ホール

 レナード・バーンスタイン(指揮)
 
 これは、若い時代のバーンスタインの活動の記録である。コロムビアにNYPの常任指揮者として多くのレコーディングをしてきて、それで指揮者バーンスタインの名が知られたのは事実だが、本当はもっと以前から演奏家として指揮者として、また作曲家として活動してきた人である。
 
 まずはレコード・デビューとしてダイアモンドのピアノ曲「前奏曲とフーガ第3番」を吹き込んでいる。ピアニストとして登場したわけである。その後、彼の師匠であるクーゼヴィツキーが音楽監督をしているボストン交響楽団を中心に録音をRCAに遺している。ここでは実演及びそのリハーサル風景が収められている。リハーサルのみで本番が収録されていない曲もあり、何だか残念の気はする。
 
 その後、NYPに移って実演たリハーサル風景が収録されているが、コロムビアのためのセッションと同じ演奏が二つだけ挿入されているが、これは通しのものではなく、セッション録音の過程の風景の収録であった。プロデューサーの指示の声が入る。
 
一番注目はクルト・ワイルの三文オペラの英語版のライヴ。作曲者の夫人であるロッテ・レーニャも出演しているたいへん貴重な録音かと思う。有名な「マック・ザ・ナイフ」はこのあたりからよく知られるようになったらしい。
 
 ともかくも、未知のバーンスタインの活動の一端が触れられるというありがたいBOXである。

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