【収録情報】
ワルトトイフェル:
● ワルツ『スペイン』 op.236
● ポルカ『真夜中』 op.168
● ワルツ『スケートをする人々』 op.183
● ギャロップ『プレスティッシモ』 op.152
● ワルツ『女学生』 op.191
● ポルカ『美しい唇』 op.163
● ワルツ『歓呼の声』 op.223
● ポルカ『フランス気質』 op.182
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
ヴィリー・ボスコフスキー(指揮)
録音時期:1976年5月
録音場所:モンテカルロ、パレ・ガルニエ
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
ワルトトイフェル:
● ワルツ『スペイン』 op.236
● ポルカ『真夜中』 op.168
● ワルツ『スケートをする人々』 op.183
● ギャロップ『プレスティッシモ』 op.152
● ワルツ『女学生』 op.191
● ポルカ『美しい唇』 op.163
● ワルツ『歓呼の声』 op.223
● ポルカ『フランス気質』 op.182
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
ヴィリー・ボスコフスキー(指揮)
録音時期:1976年5月
録音場所:モンテカルロ、パレ・ガルニエ
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
ワルトトイフェルの作品集はありそうでなかなかない。その中からボスコフスキーがモンテ・カルロのオケと共演した録音を見つけた。EMI盤だが、今はワーナー・クラシックスに移管されている。最近はVPOのニューイヤーでもプログラムに乗ることがあるようだ。
スケーターズ・ワルツが最も有名で、スケートリンクなんかでも流れていたから、聞き覚えのある音楽ではなかろうか。自分が初めて聴いたのはトスカニーニ盤、それも十吋SP盤である。スケールが大きくシンフォニックな演奏だが、本来は小編成でも演奏可能な曲だろう。後は「女学生」という曲が割と知られている。しかしこの邦題は誤訳なのだそうだ。挙げた曲で面白いのは冒頭の「スペイン」。シャブリエの狂詩曲をワルツにアレンジしたもので粋なところを見せてくれる。この人もユダヤ系でしかも仏独が交わる国境地帯の出身というから政治的には微妙な立場だったと思うが、楽しい音楽を提供してくれて感謝するしかない。