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ルイ・フレモー&バーミンガム市交響楽団 録音全集

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「ルイ・フレモー」の画像検索結果
【収録情報】
Disc1-2
1. ベルリオーズ:レクィエム(死者のための大ミサ) Op.5, H.75


ロバート・ティアー(テノール)
バーミンガム市交響楽団合唱団
録音時期:1975年

2. ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』 Op.9, H.95
3. ベルリオーズ:『ハムレット』の終幕のための葬送行進曲 Op.18-3, H.103
4. ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』より3つの管弦楽曲 Op.24, H.111
5. ベルリオーズ:歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』より大序曲 H.76b
6. ベルリオーズ:歌劇『トロイアの人々』より『王の狩と嵐』『トロイ人の行進』


バーミンガム市交響楽団合唱団
録音時期:1974-1975年

Disc3
1. マスネ:歌劇『ル・シッド』よりバレエ組曲
2. マスネ:組曲『絵のような風景』
3. マスネ:オラトリオ『聖処女』より前奏曲『聖処女の永眠』
4. ビゼー:『ローマ』


録音時期:1971年、1974年

Disc4
1. ラロ:スペイン交響曲 Op.21
2. ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
3. サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33

ポール・トルトゥリエ(チェロ:2,3)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(ヴァイオリン:1)
録音時期:1974-1975年

Disc5
1. ビゼー:交響曲ハ長調
2. サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』
3. アンリ・リトルフ:交響的協奏曲第4番ニ短調 Op.102より「スケルツォ」


クリストファー・ロビンソン(オルガン:2)
録音時期:1974年、1972年、1971年

Disc6
1. フォーレ:レクィエム Op.48
2. フォーレ:ラシーヌ讃歌 Op.11
3. フォーレ:バラード Op.19
4. サン=サーンス:動物の謝肉祭


ノーマ・バロウズ(ソプラノ:1)
ブライアン・レイナー・クック(バリトン:1)
ジョン・オグドン(ピアノ:3,4)
ブレンダ・ルーカス(ピアノ:4)
バーミンガム市交響楽団合唱団
録音時期:1977年(1-3)、1971年(4)

Disc7
1. サン=サーンス:白鳥
2. サン=サーンス:カプリース Op.52-6(イザイ編)
3. サン=サーンス:『ノアの洪水』より前奏曲
4. サン=サーンス:カプリス・ワルツ『ウェディング・ケーキ』 Op.76
5. サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート Op.43
6. サン=サーンス:交響詩『死の舞踏』 Op.40
7. シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
8. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
9. デュカス:交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』
10. ラヴェル:ボレロ


ポール・トルトゥリエ(チェロ:1)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(ヴァイオリン:2,3)
録音時期:1973-1974年

Disc8
1. イベール:室内管弦楽のためのディヴェルティスマン
2. イベール:海の交響曲
3. イベール:バッカナール
4. イベール:ルイヴィル協奏曲
5. イベール:ボストニアーナ
6. オネゲル:『パシフィック231』


録音時期:1973年、1975年

Disc9
1. プーランク:グローリア FP.177
2. プーランク:ピアノ協奏曲 FP.146
3. プーランク:バレエ組曲『牝鹿』
4. サティ/ドビュッシー編:ジムノペディ第1番、第3番


ノーマ・バロウズ(ソプラノ:1)
クリスティーナ・オルティス(ピアノ:2)
バーミンガム市交響楽団合唱団(1)
録音時期:1976年、1973年

Disc10
1. ウォルトン:『ファサード』組曲より
2. ウォルトン:グローリア
3. ウォルトン:戴冠式行進曲『宝玉と王のつえ』
4. ウォルトン:テ・デウム(エリザベス2世の戴冠式)
5. ウォルトン:戴冠式行進曲『王冠』


バーミンガム市交響楽団合唱団(2,4)
録音時期:1976年

Disc11
1. ウォルトン:バレエ音楽『賢いおとめたち』組曲
2. マッケイブ:『夜と夜明け』
3. マッケイブ:交響曲第2番


ジル・ゴメス(ソプラノ:2)
録音時期:1972年、1976年

Disc12
● オペラ&オペレッタ・アリア集(英語歌唱)

1. レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「衣装をつけろ」
2. プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「冷たい手を」
3. ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」
4. ビゼー:歌劇『美しきパースの娘』より「誠実な恋人の声」
5. プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」
6. プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
7. サリヴァン:喜歌劇『ゴンドラの船頭達』より「輝く瞳」
8. レハール:喜歌劇『パガニーニ』より「僕は女にいっぱいキスをしたけど」
9. レハール:喜歌劇『フラスキータ』より「青空をしとねに」
10. レハール:喜歌劇『フレデーリケ』より「乙女、私の乙女」
11. J.シュトラウス2世:喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』より「来たれ! ゴンドラ」
12. レハール:喜歌劇『ほほえみの国』より「君は我が心のすべて」

デイヴィッド・ヒューズ(テノール)
録音時期:1970年

● オッフェンバック:序曲集
13. 喜歌劇『地獄のオルフェ』序曲
14. 喜歌劇『ジェロルスティン大公妃殿下』序曲
15. 喜歌劇『美しきエレーヌ』序曲
16. 喜歌劇『青ひげ』序曲
17. 喜歌劇『パリの生活』序曲

録音時期:1972年

 バーミンガム市交響楽団
ルイ・フレモー(指揮)

録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

>フランスの指揮者、ルイ・フレモーは1921年に北フランスに生まれますが、音楽院在学中にドイツに占領されたため、レジスタンスとして活動、戦後も外人部隊に加わってベトナムやアルジェリアに派遣、帰国後にパリ音楽院に入学して指揮の勉強を再開し、1952年に同音楽院を首席で卒業しています。
フレモーのキャリアの開始はこうした事情で遅かったものの、最初のモンテ・カルロから手腕を発揮して評判となり、1969年にバーミンガム市交響楽団の首席指揮者に就任すると、EMIへの録音も開始、数多くのアルバムを制作することになります。フレモーがフランス物が得意だったこともあり、バーミンガム市交響楽団ではフランス音楽を積極的に演奏、ラトルが「世界で最高のフランス音楽を奏でるオーケストラ」と絶賛してもいました。
中でも有名なのはサン=サーンスの交響曲第3番『オルガン付き』と『動物の謝肉祭』で、『オルガン付き』の録音は、オルガンも同時収録された音響が魅力となっていたほか、『動物の謝肉祭』ではジョン・オグドン夫妻の参加も話題となっていました。
今回のセットでは、すべてオリジナル・マスターテープより、24bit/96kHzリマスターが行われているのも朗報です。(HMV)

 この指揮者は協奏曲の伴奏か、名曲集の小品を振っていたという印象しかなかった。しかし、かなりのキャリアはあるのだろうなと思っていたところに、バーミンガム市交響楽団を振った全集の販売を知った。当然、出身のフランス系の作品が大半を占めているが、後半はイギリスの作品やオペラのアリアなんかも収録されている。奇をてらわないオーソドックスなアプローチは安心して音楽を楽しめる。フォーレのレクイエムなんかは気が本当に休まる演奏である。

 このBOXを発注したのは正月あたりだったかと思う。そうしたら3月にこの人の訃報を知った。追悼の意味で発注したのではないので、偶然にただ驚くばかりだ。3つ若いプレートルも亡くなったばかりで、年齢からするといつこういう報に接してもおかしくないのではあるが、虫の知らせなのかもしれない。

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