収録情報】
ヴォーン・ウィリアムズ:
1. ソレント海峡 (1902-1903)
2. ピアノと管弦楽のための幻想曲 (1896-1902/1904改編)
3. 6つの小品によるピアノのための組曲 (1920)
4. 揚げひばり (1914/1920改編)
サルヴァトーレ・ディ・ヴィットーリオ指揮 ニューヨーク室内管弦楽団(1,2,4)
シナ・クローク(ピアノ:2,3)、ジェニファー・パイク(ヴァイオリン:4)
ヴォーン・ウィリアムズ:
1. ソレント海峡 (1902-1903)
2. ピアノと管弦楽のための幻想曲 (1896-1902/1904改編)
3. 6つの小品によるピアノのための組曲 (1920)
4. 揚げひばり (1914/1920改編)
サルヴァトーレ・ディ・ヴィットーリオ指揮 ニューヨーク室内管弦楽団(1,2,4)
シナ・クローク(ピアノ:2,3)、ジェニファー・パイク(ヴァイオリン:4)
ヴォーン=ウィリムズは初期の作品は出版せずに引き上げたり破棄したりすることが多かったようだが、中には後日陽の目をみて演奏されるものも出てくる。このアルバムの「揚げひばり」以外はそんな初期の作品群ではなかろうか。RVWの曲は好きでチェックしているのだが、今回初めて目にするものばかりだ。
最初の「ソレント海峡」は比較的編成の大きい管弦楽を要する曲のようである。「海の交響曲」と同じような時期に書かれたというので雰囲気は共通のものがある。2つ目のピアノと管弦楽のための作品も滅多にみかけない作品だ。ピアノがかなり難しそうである。そして元来ピアノ曲を聴かないので3つめの組曲は初めて、いやRVWのピアノ曲は初めて聴く。教育用らしいが、わかりやすく親しみが持てるものだった。これらはまだ民謡風のこの人独特の節回しはそれほど顕著ではないように思える。しかし、いいものを紹介してもらったと思っている。