1)リチャード・ロジャース:10番街の殺人,
2)モートン・グールド:ピアノと管弦楽のためのインタープレイ,
3)バーンスタイン:『ファンシー・フリー』より3つの変奏,
4)ファリャ:『三角帽子』組曲第2番
5)ショスタコーヴィチ:『黄金時代』よりポルカ,
6)コープランド:『ロデオ』より「ホーダウン」,
7)ヒナステラ:『エスタンシア』より「マランボ」
8)ハチャトゥリアン:剣の舞
アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス管弦楽団, レオ・リトヴィン(ピアノ:2)
[録音]1958年, ボストン、シンフォニー・ホール
これもBOXの中の1枚。しかし、この盤は逆にいただけない状態。大太鼓が大きく轟く部分は音が割れているからだ。もうもとがそうなっているので手の施しようがないのかもしれない。同じフィードラーのものでも先に書いた序曲集などは改善しているように聴こえたが、音の割れようは少しひどい。しかし、この中では初めて聴くロジャースとグールトの作品は貴重である。殊に後者は作曲者による自作自演盤が他のディスクに収められていて、聴き比べもできる。