収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
第1楽章:Allegro ma non troppo, un poco maestoso
第2楽章:Molto vivace
第3楽章:Adagio molto e cantabile
第4楽章:Presto
渡辺洋子(ソプラノ)
長野羊奈子(アルト)
藤沼昭彦(テノール)
栗林義信(バリトン)
二期会合唱団
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
第1楽章:Allegro ma non troppo, un poco maestoso
第2楽章:Molto vivace
第3楽章:Adagio molto e cantabile
第4楽章:Presto
渡辺洋子(ソプラノ)
長野羊奈子(アルト)
藤沼昭彦(テノール)
栗林義信(バリトン)
二期会合唱団
近衛秀麿指揮 読売日本交響楽団
録音時期:1968年9月6,12,13日
録音場所:東京厚生年金会館
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
録音場所:東京厚生年金会館
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
これも近衛版というもので演奏されたもの。どちらかというとマーラー編曲版に近い。金管のパートがかなり会編が施されている。したがって他とはちょっと趣が違う。しかし、自分としてはかなり面白いと思った。けしからんという向きもあろうかとは思うが、オーケストラがよく鳴るようにと、近衛さんが熟慮の末のことだと思う。ただ、残念なのは楽譜が焼失しているらしいということだ。晩年指導していた京都大学の学生オーケストラ(京都大学交響楽団)が保管していたが、練習所が火事でなくなり、楽譜も一緒に焼けてしまったというのだ。こうして、録音で偲ぶしかない。もっとも興味のある専門家がいたら、書き起こすことは出来るとは思うのだが....。そういう意味でこれは貴重な録音である。