【曲目】
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
<リハーサル風景>
・幻想交響曲
・ダフニスとクロエ第2組曲より
・ミュンシュの楽員への挨拶
【演奏】
シャルル・ミュンシュ(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1962年12月28日 東京文化会館
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
<リハーサル風景>
・幻想交響曲
・ダフニスとクロエ第2組曲より
・ミュンシュの楽員への挨拶
【演奏】
シャルル・ミュンシュ(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1962年12月28日 東京文化会館
>1962年冬、ミュンシュは日本フィルハーモニー交響楽団の招きに応じ来日。当時名指揮者の単独来日はまだ珍しく、数回のコンサートはすべて大きな話題となりました。この「幻想」はその掉尾を飾ったコンサートで、後半に行くにしたがいテンションを上げていき、稀にみる熱演を生んでいます。またミュンシュのリハーサルは大変珍しいもので、音楽が高潮していく様子が手に取るように感得でき、最後は楽員への挨拶で結ばれる貴重なドキュメンタリ―です。文化放送のラジオ番組「東急ゴールデンコンサート」の記録で、オーディオ評論家、故若林駿介秘蔵のテープからのCD化です。
オクタヴィア・レコード
オクタヴィア・レコード
うれしいことにステレオで収録されている。まだ発展途上の日本のオーケストラから多彩な音を引き出すミュンシュは凄い指揮者だと感心した。珍しくリハーサル音声がフィルアップされている。細かく止めて注意するようなことをせずに、声を張り上げてカウントしたり、フォルテと云ったりしてオケを導いているのである。この人は専制君主的な指揮者ではないので、楽員もやりやすかったのかもしれない。ただ、打合せとは違ったことを本番ではよくやったということも聞いている。東京でのこのライヴでそういうことをしたかはわからないが。