ヘルヴァ・ネッリ(ソプラノ)
フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
チェーザレ・シエピ(バス)
フェドーラ・バルビエーリ(メゾ・ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
チェーザレ・シエピ(バス)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 ロバート・ショウ合唱団
録音時期:1951年1月27日
録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール
録音方式:ライヴ
音声:ステレオ(異なるレコーダーに収録された2音源からの合成)
録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール
録音方式:ライヴ
音声:ステレオ(異なるレコーダーに収録された2音源からの合成)
>これぞ奇跡の1枚! トスカニーニ畢生の傑作と呼ばれる超有名録音、1951年の『ヴェルディ:レクィエム』にステレオ録音が存在しておりました!
といっても初めからステレオ収録を行ったわけではなく、偶然にもマイクが二カ所に同時に立っていたという事情によります。右チャンネル、左チャンネルは異なるレコーダーによる録音故に、もちろん合成による不安定な箇所もありますが、伸びやか、艶やかなNBC響の妙技、歌手の堂々たる歌唱が見事にとらえられております。どこを取っても鑑賞に不満はありません。トスカニーニが最後までこだわったヴァイオリン両翼、低弦左側のオーケストラ配置が存分に堪能できる貴重な一枚の登場です。(輸入元情報)
といっても初めからステレオ収録を行ったわけではなく、偶然にもマイクが二カ所に同時に立っていたという事情によります。右チャンネル、左チャンネルは異なるレコーダーによる録音故に、もちろん合成による不安定な箇所もありますが、伸びやか、艶やかなNBC響の妙技、歌手の堂々たる歌唱が見事にとらえられております。どこを取っても鑑賞に不満はありません。トスカニーニが最後までこだわったヴァイオリン両翼、低弦左側のオーケストラ配置が存分に堪能できる貴重な一枚の登場です。(輸入元情報)
これはRCAから出ている同曲の演奏と同一のようで、そうでないという不思議な音源である。最初からステレオにするともりなかったが、上記のような仕儀でステレオ収録が可能となったものらしい。歌手も同一、日付も同一。しかし、こちらは拍手が最後に入る。そんなものは付けたしやカットは編集できるので、迂闊に異なるとは断言できないが、正規盤の方はセッションのような感じがする。ゲネプロだったのかもしれない、それでこちらが本番の演奏というならなおいいと思うのだが。RCAのデッドな響きではなく、こちらはやや立体的に聴こえて、それが耳には心地よい。「怒りの日」の大太鼓のソロはこちらの方が臨場感はある。
なおコーラスの表記だが、長らく「ロバート・ショウ合唱団」と記されて、ロバート・ショウが主催する団体が参加していると思っていたなだが、実はNBC交響楽団の付属合唱団でロバート・ショウは単なる雇われコーラス・マスターではないかということだ。実はずっと後になってロバート・ショウ合唱団というのがあって、アルバムを出しているからその団体かとも思ったのだが、トスカニーニの録音ではそんな感じではないかと思うに至ったしだいだ。