【収録曲】
リヒャルト・ワーグナー:ニーベルングの指環(全曲) 序夜と3日間の舞台祭典劇
<DISC1-2>
1. 序夜:楽劇「ラインの黄金」
<DISC3-5>
2. 第1夜:楽劇「ワルキューレ」
<DISC6-8>
3. 第2夜:楽劇「ジークフリート」
<DISC9-12>
4. 第3夜:楽劇「神々の黄昏」
【演奏】
豊田喜代美(ソプラノ)、渡辺美佐子(ソプラノ)、西 明美(メゾ・ソプラノ)、辻 宥子(メゾ・ソプラノ)、他
大野徹也(テノール)、勝部 太(バリトン)、多田羅迪夫(バリトン)、牧野正人(バリトン)、他
池田直樹(バス・バリトン)、高橋啓三(バス)、他
独奏ホルン:千葉 馨、 晋友会合唱団、問屋 晋(合唱指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆(指揮)
【録音】
1984年6月11日(1) 第121回定期演奏会、 1985年10月12日(2) 第133回定期演奏会、
1986年4月19日(3) 第139回定期演奏会、 1987年10月3日(4) 第152回定期演奏会 全て、東京文化会館(ライヴ)
1988年 昭和女子大学 人見記念講堂(リテイク分)
リヒャルト・ワーグナー:ニーベルングの指環(全曲) 序夜と3日間の舞台祭典劇
<DISC1-2>
1. 序夜:楽劇「ラインの黄金」
<DISC3-5>
2. 第1夜:楽劇「ワルキューレ」
<DISC6-8>
3. 第2夜:楽劇「ジークフリート」
<DISC9-12>
4. 第3夜:楽劇「神々の黄昏」
【演奏】
豊田喜代美(ソプラノ)、渡辺美佐子(ソプラノ)、西 明美(メゾ・ソプラノ)、辻 宥子(メゾ・ソプラノ)、他
大野徹也(テノール)、勝部 太(バリトン)、多田羅迪夫(バリトン)、牧野正人(バリトン)、他
池田直樹(バス・バリトン)、高橋啓三(バス)、他
独奏ホルン:千葉 馨、 晋友会合唱団、問屋 晋(合唱指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆(指揮)
【録音】
1984年6月11日(1) 第121回定期演奏会、 1985年10月12日(2) 第133回定期演奏会、
1986年4月19日(3) 第139回定期演奏会、 1987年10月3日(4) 第152回定期演奏会 全て、東京文化会館(ライヴ)
1988年 昭和女子大学 人見記念講堂(リテイク分)
一大プロジエクトとして雑誌なんかにも取り上げられていた。新日本フィルの定期公演の折々に4年をかけて演奏されたもの。指揮の朝比奈氏も高齢だったので、時間との闘いでもあったろうと思われる。写真から見ると純粋に演奏会形式で、歌手の演技所作はあいないものだったようだ。だからレコードやCDで音だけで鑑賞とほぼ同じもののようではある。ピットに入らないからどういう楽器が用いられ、どんなことをオーケストラがやっているか、生で接した方は備に見ることが出来たろうと思われる。
こうした企画は朝比奈だから出来たのかもしれない。欧米での演奏記録と遜色がないというわけではないが、管弦楽は健闘していると思う。歌手は時折スタミナ切れを感じさせる人もチラホラ。出演者のクレジットを見るとホルン独奏の千葉馨はオケの所属ではなく、特別参加であろう。NHK交響楽団の映像では首席奏者としてお馴染みだったが、当時はもうフリーの状態だったろうか。この人も鬼籍に入られて久しい。惹句には「日本におけるオーケストラ演奏史を彩る」とあるが、大袈裟ではなくまさにその通りだと思う。