エルンスト・フォン・ドホナーニ:管弦楽作品集

【収録情報】
エルンスト・フォン・ドホナーニ:管弦楽作品集

Disc1
● ハンガリー牧歌 Op.32b
● ピアノ協奏曲第1番 Op.5

　録音時期:2001年9月12-14日

Disc2
● 交響曲第1番 Op.9
● アメリカン・ラプソディ Op.47

　録音時期:1997年11月19,20日

Disc3
● 組曲 Op.19
● 童謡の主題による変奏曲 Op.25
● バレエ音楽『ピエレットのヴェール』からの組曲 Op.18

　録音時期:1998年10月22,23日

Disc4
● 交響的瞬間 Op.36
● 交響曲第2番 Op.40

　録音時期:1995年9月21,22日

Disc5
● ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.43
● ハープ小協奏曲 Op.45
● ピアノ協奏曲第2番 Op.42

　録音時期:2004年1月6,7日

マティアス・バーメルト指揮 BBCフィルハーモニー管弦楽団

ハワード・シェリー（Pf）、ジェイムズ・エイネス（Vn)、クリフォード・ランタフ（Harp)

　クリスト・フォン・ドホナーニの祖父であるエルンスト・フォン・ドホナーニのオーケストラを使った作品集を見つけたので、手を出してみた。５枚組だが、多分単売されていたと思う。バルトーク、コダーイなどとは同世代ではあるが、民族的なものよりもインターナショナル的なものを目指した作風で、ブラームスの流れを汲むと云われている。その分、バルトークやコダーイなどと比べると特徴に乏しい印象はある。この中では童謡の主題による変奏曲が一番有名ではなかろうか。主題は「キラキラ星」ではあるが、仰々しくてアンバランスなのが面白い。