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シャグラン:交響曲第1番&第2番

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演奏:マーティン・ブラビンス指揮 BBC交響楽団
 
>ルーマニア出身、イギリスの作曲家、フランシス・シャグラン(1905-1972)。一時期はフランスの音楽院でポール・デュカスとナディア・ブーランジェに師事、その時にアレクサンドル・パウッケルという本名を、深い悲しみ、悔しさなどの意味を持つ"chagrin"に改めたと言う。そんなシャグランの2曲の交響曲は、彼が手掛けていた映画音楽にも似た重厚で骨太な音楽。シャグランの苦悩が映し出されたその音の波に、聴き手までもが飲み込まれていくよう。音楽がいつも人の心を癒すとは限らないということを実感させてくれる1枚。BBC交響楽団/マルティン・ブラビンズによる2014年録音。 (C)RS~帯解説から~
 
 これを見つけた時、この未知の曲をブラビンスが指揮するBBC交響楽団が演奏しているということに惹かれた。このレーベルに登場する実態のよくわからないオケではなく、名前の通ったオケだということに信頼を寄せてのもの。
 
 先日、Eテレで放映された大阪交響楽団の常任の児玉宏氏は未知の作品を取り上げるので有名だった。その彼が云うのは好奇心ありますか、という問いかけだ。まさにいいこと云ってくれたと思った。自分がこうした未知の作品を聴こうというのはこの好奇心以外の何物でもない。最近はネットでこうしたことを探すという手があろうが、コンサートへ行ったり、CDを購入して身銭を切って接しないと、真剣になれないところが自分にはあるように思う。

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