【収録情報】
● ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』全曲
● ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』全曲
ファブリッツィオ(豪農)/カルロス・フェレール(バス)
ジャンネット(ファブリッツィオの息子)/デイヴィッド・キューブラー(テノール)
ルチーア(ファブリッツィオの妻)/ヌッチ・コンドー(メゾ・ソプラノ)
ジャンネット(ファブリッツィオの息子)/デイヴィッド・キューブラー(テノール)
ニネッタ/イレアナ・コトルバス(ソプラノ)
フェルナンド(ニネッタの父親)/ブレント・エリス(バス)
代官/アルベルト・リナルディ(バス)
ピッポ(若い農夫)/エレーナ・ツィーリオ(メゾ・ソプラノ)
ピッポ(若い農夫)/エレーナ・ツィーリオ(メゾ・ソプラノ)
イザッコ/アーリンガー・ヴィグフッソン(テノール)
アントニオ/エーベルハルト・カッツ(テノール)
ジョルジョ/クラウス・ブルッフ(バス)
エルネスト/ウルリヒ・ヒールシャー(バス)
裁判官/フランシスコ・ヴェルガーラ(バス)
ブルーノ・バルトレッティ指揮 ケルン・ギュルニェニヒ管弦楽団 ケルン・オペラ合唱団
演出:ミヒャエル・ハンペ 装置・衣裳:マウロ・パガーノ 照明:ハンス・テルシュテーデ
収録時期:1987年 収録場所:ケルン歌劇場(ライヴ)
収録時期:1987年 収録場所:ケルン歌劇場(ライヴ)
こういう映像があったとは知らなかった。LDも発売されていたというが、それすら覚えていない有様である。この公演のポイントはコトルバスの出演とバルトレッティの指揮かもしれない。
前にも書いたかもしれないが、かつてはドタバタ喜劇かと思っていたら、意外と深刻な話で原作は悲劇とある。当時フランスあたりで流行った救出劇の形を取っているという。真犯人がかささぎというのが人を喰った設定ではる。結局悪代官の横恋慕があって、勝手に罪状作って女を自分のものにしようという魂胆というのがこのオペラの筋の中心。しかし、かささぎが物をとっているというのは少々あり得ないような話だ。
これも英語字幕での鑑賞ではあるが、何といっても演出がオーソドックス。変に才気走ることもない。ただし1987年の映像だから、多少画質の鮮度は落ちる。これは仕方がない。