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ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー他

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ラプソディ・イン・ブルー、パリのアメリカ人 バーンスタイン
ガーシュウィン:
①ラプソディ・イン・ブルー
 レナード・バーンスタイン(指揮、ピアノ)コロンビア交響楽団
 1958.6.23 セイント・ジョージ・ホテル、ニューヨーク
②パリのアメリカ人
 レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
 1658.12.21 セイント・ジョージ・ホテル、ニューヨーク
③ピアノ協奏曲ヘ調
 アンドレ・プレヴィン(ピアノ)アンドレ・コステラネッツ(指揮)彼の管弦楽団
 1960.3.25-27 ハリウッド
 
 なかなか①②についてはいい組み合わせもなく、この2曲のみ入ったものはないかと思い、2種類のアルバムが存在、価格はこちらが安かったのでこれに決めた。ところが通販のカタログにはない曲がもう一つついていた。おまけといえばそれまでだが、重複しているのではと一瞬不安になったが、違っていた。はっきり言ってこういうのはなしにしてもらいたい。
 
 さて、①②は何か怪しげなレーベルでCDを持っていた。ところがそれが何か遮蔽物の奥から聴こえてくるような音でアレレと思っていた。安物買いの銭失いとはこのことである。買い直しをして聴いてみたら、比べものにならない程いい音をしていた。③はまだジャズ・ピアニストや映画音楽のアレンジャーとしてのみ活躍していたプレヴィンのソロだ。指揮者デビューはもう数年後になる。バックはコステラネッツ管弦楽団。フルオーケストラのようだ。彼らのアルバムはよく見かけたが、あまり熱心に追いかけたことはない。ただコステレネッツ自身の手記が載っていて、興味深く読んだ。直接ガーシュインにこの人は面談している。1926年秋が初顔合わせだったこと、またこの録音はハリウッドで行われたのは、所縁の人が2人住んでいたこともあったという。その二人とはグローフェとアイラ・ガーシュイン。前者は「ラプソディ・イン・ブルー」のアレンジャー、後者はガーシュインのスタンダーナンバーに歌詞を提供した人だ。レコーディングの後、アイラの自宅を訪ねたとある。1926年のことがよみがえったとあった。思い出深かったのだろうと思う。
 

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