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マルコム・アーノルド・コンプリート・コニファー・レコーディングズ

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【収録情報】
マルコム・アーノルド:
Disc1
● 交響曲第1番O p.22
● 交響曲第5番O p.74
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

Disc2
● 大大序曲 Op.57
● 動物の謝肉祭 Op.72
● 3手ピアノのための協奏曲 Op.104*
● 交響曲第2番 Op.40
デイヴィッド・ネッテル &リチャード・マークハム(ピアノ *)
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

Disc3
● 交響曲第3番O p.63
● 交響曲第4番O p.71
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

Disc4
● 交響曲第6番O p.95
● 『ジョン・フィールドの主題による幻想曲』O p.116
● 『スゥイーニー・トッド』~コンサート用組曲O p.68a
● 『タム・オ・シャンター』序曲O p.51
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

Disc5
● 交響曲第7番O p.113
● 交響曲第8番O p.124
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

Disc6
● オーボエと弦楽のためのコンチェルティーノ *
● オーボエのための幻想曲O p.90*
● 交響曲第9番O p.128
ニコラス・ダニエル(オーボエ *)
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)ボーンマス交響楽団

Disc7
● ベッカス・ザ・ダンディプラット序曲 Op.5
● 水の音楽 Op.82b
● アニバーサリー序曲 Op.99
● フィルハーモニック協奏曲 Op.120
● ピータールー序曲O p.97
● 管弦楽のためのフローリッシュ Op.112
● 弦楽のための交響曲O p.13
ヴァーノン・ハンドリー(指揮) BBCコンサート管弦楽団

Disc8
● 小管弦楽のためのセレナード Op.26
● 交響詩「カラマツの木」
●ヴィオラ協奏曲O p.108*
● 28人の奏者のための協奏曲O p.105
リヴカ・ゴラーニ(ヴィオラ *)
マーク・スティーヴンソン(指揮)ロンドン・ムジチ

Disc9
● 2つのヴァイオリンのための協奏曲O p.77*
● クラリネット協奏曲第1番O p.20
● フルート協奏曲第1番O p.45
● ホルン協奏曲第2番O p.58
ケネス・シリトー&リーン・フレッチャー(ヴァイオリン)
マイケル・コリンズ(クラリネット)、カレン・ジョーンズ(フルート)、リチャード・ワトキンズ(ホルン)
マーク・スティーヴンソン(指揮)ロンドン・ムジチ

Disc10
● クラリネット協奏曲第2番O p.115
● ホルン協奏曲第1番O p.11
● フルート協奏曲第2番O p.111
● 2台のピアノのための協奏曲O p.32
デイヴィッド・ネッテル &リチャード・マークハム(ピアノ)
マイケル・コリンズ(クラリネット)、カレン・ジョーンズ(フルート)、リチャード・ワトキンズ(ホルン)
マーク・スティーヴンソン(指揮)ロンドン・ムジチ

Disc11
● 4つのスコットランド舞曲O p.59
● ブラスバンドのための小組曲第2番O p.93
● イギリス舞曲集第1番O p.27
● イギリス舞曲集第2番O p.33
● ブラスバンドのための幻想曲O p.114
● ブラスバンドのための小組曲第1番O p.80
● 4つのコンウォール舞曲O p.91
● パドストウの救命ボート Op. 94*
エドガー・ハワーズ、サー・マルコム・アーノルド*(指揮)グライムソープ・コリアリー・ RJB・バンド
録音:1988~1997年(デジタル:セッション)

>イギリスの作曲家、サー・マルコム・アーノルド[1921-2006]は、9曲の交響曲、『戦場にかける橋』に代表される映画音楽、『ピータールー』などの演奏会用序曲、数々の協奏曲や管弦楽曲など、多くの人気作を世に送り出していますが、演奏家時代にはロンドン・フィルの首席トランペット奏者としても活躍した一流のプレーヤーでもありました。
そうした背景もあってか、アーノルドの交響曲はオーケストレーションがうまく、特に金管楽器と打楽器の使い方の巧みさには見事なものがあり、金管の壮麗さとパーカッシヴな迫力が同居したサウンドはオーディオ的にも魅力があります。
作風が20世紀作品ながら親しみやすい調性スタイルなのもポイントで、なおかつ雰囲気がシリアス重厚からボサノヴァ風まで鮮やかに変わる面白さは高度な作曲技術があればこそと思われます。

この11枚組ボックスは、 1988年から1997年にかけて、イギリスのコニファー・レーベルがアーノルド本人の監修でレコ―ディングされた音源を集大成したもので、9曲の交響曲、11曲の協奏曲、数多くの管弦楽曲などを、アーノルド本人の考えていた姿で聴くことが出来ます。 演奏陣は、名匠ヴァーノン・ハンドリーを中心に、ケネス・シリトーやマイケル・コリンズなど、アーノルド作品を積極的に取り上げた面々で、音質も高い水準が保たれています。(販売者コメント)

 イギリスものは常にチェック、このアーノルドも注目してきた作曲家だが、これらのコニファーへの録音はこの度初めて知ったものだ。管弦楽作品やブラスバンド作品とともに交響曲の全9曲が収められているのが目を惹く。交響曲はナクソス盤を所持しているが、他にシャンドス盤も出ていた。しかし、こちらはそれらよりはメジャーのRPOが演奏しているのが何と言ってもポイントである。指揮者もヴァーノン・ハンドリー。映画音楽はないものの、3手のためのピアノ協奏曲の冒頭は映画「第六の幸福」のタイトルバックの音楽に転用されているし、交響曲第5番あたりは「戦場に架ける橋」のための音楽に似ていたりする。協奏曲に自分のやっていた楽器のものがないのが不思議な感じはする。


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