【曲目】
(1)ワーグナー:ヴォータンの別れ~「ワルキューレ」より
(2)同:魔の炎の音楽~「ワルキューレ」より
(3)ショパン:マズルカ イ短調Op.17の4
(4)同:前奏曲ニ短調Op.28の24
(5)同:ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64の2
(6)キャニング:ジャスティン・モーガンの讃美歌による幻想曲
【演奏】
レオポルド・ストコフスキー(指揮)ヒューストン交響楽団
【録音】
1960年3月/ヒューストン
(1)ワーグナー:ヴォータンの別れ~「ワルキューレ」より
(2)同:魔の炎の音楽~「ワルキューレ」より
(3)ショパン:マズルカ イ短調Op.17の4
(4)同:前奏曲ニ短調Op.28の24
(5)同:ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64の2
(6)キャニング:ジャスティン・モーガンの讃美歌による幻想曲
【演奏】
レオポルド・ストコフスキー(指揮)ヒューストン交響楽団
【録音】
1960年3月/ヒューストン
ストコフスキーのトランスクリプションはバッハ作品が有名だが、もっと広範囲に及ぶ。このアルバムはバッハ以外のものが収録されている。あまりこうしたものはオリジナル古楽器の復活になって以来、あまり顧みられることがなくなっていたように思える。こういう形態は邪道といった考え方なのだろうか。ストコフスキー自身も公にするのではなく、オーケストラの練習用として編曲したということを何かで読んだことがある。コンサートに載せることを薦めたのはフィラデルフィア管弦楽団のメンバーたちだったそうだ。迷った挙句、試に演奏会でやったら好評だったという。バッハだけでなく、ショパンやラフマニノフのピアノ曲もオーケストレーションしていった。その一端をサヴァリッシュが所縁のフィラデルフィアを使って録音して、その面白さに興味を持ったが、肝心のご本人の指揮のものはモノラル録音が多い。これは高音質の数少ない録音のようだ。ただ金管がやけに軽く聴こえるのだが、殊にワーグナーなんかはもっと重いものがあるといいなと思った。