【曲目】
リリー・ブーランジェ:
(1)深き淵より(詩篇130)
(2)詩篇24
(3)詩篇129
(4)古い仏教徒の祈り
(5)ピエ・イエス
【演奏】
オラリア・ドミンゲス(コントラルト)、レイモン・アマデ(Ten) (1)、
ミシェル・セネシャル(Ten) (2)(4)、ピエール・モレー(Br) (3)、
アラン・フォキュール(ボーイ・ソプラノ)(5)、
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)ラムルー管弦楽団、
エリザベート・ブラッスール合唱団
【録音】
1959年/サル・プレイエル(パリ)
リリー・ブーランジェ:
(1)深き淵より(詩篇130)
(2)詩篇24
(3)詩篇129
(4)古い仏教徒の祈り
(5)ピエ・イエス
【演奏】
オラリア・ドミンゲス(コントラルト)、レイモン・アマデ(Ten) (1)、
ミシェル・セネシャル(Ten) (2)(4)、ピエール・モレー(Br) (3)、
アラン・フォキュール(ボーイ・ソプラノ)(5)、
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)ラムルー管弦楽団、
エリザベート・ブラッスール合唱団
【録音】
1959年/サル・プレイエル(パリ)
かつて世界の楽壇にナディア・ブーランジェという「ゴッド・マザー」がいた。彼女の教え子にはコープランド、ロイ・ハリスそれにここで指揮をしているイーゴリ・マルケヴィチらがいた。そして、彼女にはリリーという妹がいたが、わずか24歳で天に召されている。しかし、リリーはいくつかの作品を遺していた。ナディアにとっては身内であり、初期の教え子でもあったという。
さて、ここに収められているのは殆どが初録音だったらしい。やっといい状態で録音できるだけの技術が揃ったということなのかもしれない。ここに展開される音楽は若い女性とは思えないほどの達者な筆致で、迫力もある音がする。もう少し長生きしていたらもっと多様な作品を生み出していたのではと惜しまれる。