1959.5.5
①スポンティーニ:歌劇「ヴェスタの巫女」より 無慈悲な女神よ
②ヴェルディ:歌劇「マクベス」より 勝利の日に
③ロッシーニ:歌劇「セヴィリャの理髪師」より 今の歌声は
④ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より 世のむなさしを知る神
⑤ベルリーニ:歌劇「海賊」より ああ、目の前にかかる雲を
指揮:ニコラ・レッシーニ
1962.3.16
⑥マスネ:歌劇「ル・シッド」より あの恐ろしい決闘のおあかげで
⑦グノー:歌劇「ミレイユ」序曲
⑧ビゼー:歌劇「カルメン」~前奏曲、ハバネラ、第3幕への間奏曲、セギディーリャ
⑨ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
⑩ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」より 夜のとばりがおりたのに
⑪ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」より 悲しみと涙のうちに生まれて
⑫ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より むごい運命よ
指揮:ジョルジュ・プレートル
管弦楽:北ドイツ放送交響楽団 場所:ムジークハレ、ハンブルク
パリ、ロンドンのリサイタル映像とともに現存しているハンブルク公演の映像。二つの公演を抱き合わせたものになっている。場所とオケは同じようだ。画質は黒くなっていて劣化が見られるが、音はモノラル音声を加工した擬似ステレオで聴きやすくなっている。こういう演目だから、カラスのアップばかりで、映像的にはあまり面白くはないが、どんな表情で歌唱しているかを知ることができるのが貴重だ。
なお、後半に収録されている1962年の方はオケだけの演奏もあって、オーケストラ奏者たちの様子も目にすることができるし、プレートルの若い頃の指揮ぶりも堪能できる。