①ベルク:ヴァイオリン協奏曲 ヘンリク・シェリング゙(V)
②シェーンベルク:ピアノ協奏曲作品42 アルフレード・ブレンデル(Pf)
③シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲作品36 ズヴィ・ザイトリン(V)
ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団
ブロ友の方の紹介で知ったアルバムである。クーベリックがベルクやシェーンベルクを録音したとは知らなかったのである。もっとも彼らはマーラーの影響を受けているので、不思議な取り合わせではない。ここでも奇を衒わず、正攻法で音楽を仕切っている。むしろ、聴きやすい演奏のように思えた。ソリストもブレンデルが登場しているのが目を惹くし、シェリングも難曲ながらしっとりとした音で楽しませてくれる。
さて、一応資料に従って、演奏のオーケストラは全てバイエルン放送交響楽団してあるが、購入した下のデザインのもののリブックレットの表示を見ると、①③はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と記してある。どちらが本当なのか。どうなっているのか。誤植としたら、大変な誤りだ。