【曲目】
1.フォスター:草競馬
2.民謡:ジョニーが街へやってくる 世界初CD化
3.民謡:水夫の踊り
4.パデレフスキ:メヌエット
5.ラモー:めんどり
6.ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ
7.ドビュッシー:風変わりなラヴィーヌ将軍 (前奏曲集第2巻、第6曲)
8.ハリス:中国人の行進 世界初CD化
9.ロンドンデリーの歌(ダニーボーイ)
10.リムスキー=コルサコフ:熊蜂は飛ぶ
11.グリーグ:小人の行進(抒情組曲作品54、第4曲) 日本初CD化
[1-11:アーサー・ハリス編]
[1-11:1965年5月1日&3日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
[ボーナストラック]
12.ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘
[1957年12月23日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
13.ワルトトイフェル(1837-1915):スケーターズ・ワルツ
[1967年4月20日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
14.ワルトトイフェル:ワルツ「女学生」
[1967年4月20日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
15.イヴァノヴィッチ(1845-1902):ドナウ河のさざ波
[1967年4月20日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
16.ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):歌劇「聖母の宝石」より 間奏曲(第2番) 日本初CD化
[1968年2月27日、フィラデルフィア]
17.フンパーディンク(1845-1921):歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より祈り 日本初CD化
[1965年3月24日、フィラデルフィア]
18.ワインベルガー(1898-1967):歌劇「バグパイプ吹きのシュヴァンダ」より ポルカ 日本初CD化
[1962年1月17日、フィラデルフィア]
19.ワインベルガー:歌劇「バグパイプ吹きのシュヴァンダ」より フーガ [LPでは未発売]日本初発売
[1962年1月17日、フィラデルフィア]
【演奏】
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
1.フォスター:草競馬
2.民謡:ジョニーが街へやってくる 世界初CD化
3.民謡:水夫の踊り
4.パデレフスキ:メヌエット
5.ラモー:めんどり
6.ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ
7.ドビュッシー:風変わりなラヴィーヌ将軍 (前奏曲集第2巻、第6曲)
8.ハリス:中国人の行進 世界初CD化
9.ロンドンデリーの歌(ダニーボーイ)
10.リムスキー=コルサコフ:熊蜂は飛ぶ
11.グリーグ:小人の行進(抒情組曲作品54、第4曲) 日本初CD化
[1-11:アーサー・ハリス編]
[1-11:1965年5月1日&3日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
[ボーナストラック]
12.ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘
[1957年12月23日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
13.ワルトトイフェル(1837-1915):スケーターズ・ワルツ
[1967年4月20日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
14.ワルトトイフェル:ワルツ「女学生」
[1967年4月20日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
15.イヴァノヴィッチ(1845-1902):ドナウ河のさざ波
[1967年4月20日、フィラデルフィア、タウン・ホール]
16.ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):歌劇「聖母の宝石」より 間奏曲(第2番) 日本初CD化
[1968年2月27日、フィラデルフィア]
17.フンパーディンク(1845-1921):歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より祈り 日本初CD化
[1965年3月24日、フィラデルフィア]
18.ワインベルガー(1898-1967):歌劇「バグパイプ吹きのシュヴァンダ」より ポルカ 日本初CD化
[1962年1月17日、フィラデルフィア]
19.ワインベルガー:歌劇「バグパイプ吹きのシュヴァンダ」より フーガ [LPでは未発売]日本初発売
[1962年1月17日、フィラデルフィア]
【演奏】
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
典型的なオーマンディの小品集である。アーサー・ハリスはレジデンス・アレンジャーだったのだろうと思う。最初の11曲は彼がこのアルバムのために編曲してあるいは作曲した音楽のようである。オリジナルLPがそのまま再現されているという。解説には単独で収録された折に何故こうした編曲のものがあるのか不思議だったとのことが書かれているが、オリジナルの英文のライナーにはオーケストラの金管、木管、弦楽器、打楽器をそれぞれフューチャーした編曲で各セクションの特色を浮彫にするという意図があるようで、単独ではそれができないような仕掛けでああったわけである。翻れば、これは管弦楽入門として初心者にはかなり懇切丁寧なアルバムであるということだ。12以降は折々に録音された小品がフィルアップされている。
ウェーバーの「舞踏への勧誘」はベルリオーズのアレンジが有名だが、ここではオーマンディ自身のアレンジ。弦楽器のアンサンブルを強調しているのはヴァイオリン奏者出身らしいアレンジだが、ベルリオーズ版に慣れている耳には少し野暮ったく聴こえてしまう。もともとベルリオーズが歌劇「魔弾の射手」の上演を企画した際にバレエを入れる必要に迫られて編曲したものだという。後は日本コロムビアから45回転のドーナツ盤や17cmLPで発売されていたのを店頭で目にしたのみだったが、実際に聴くのはこの度が初めて。どれも親しみやすい演奏なのは彼らが一流の証なのかもしれない。