【収録情報】
● シューマン:オラトリオ『楽園とペリ』op. 50 (1843)
サリー・マシューズ(ソプラノ:ペリ)
マーク・パドモア(テノール:語り)
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(アルト)
アンドルー・ステイプルズ(テノール)
フローリアン・ベッシュ(バス・バリトン)
サイモン・ラトル指揮 ロンドン交響楽団・合唱団
録音時期:2015年1月11日
録音場所:ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)
録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
録音場所:ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)
録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
サイモン・ラトルはBPOから次はLSOの音楽監督に転じることが決まっている。それに先立つ形で客演した記録がこうしてソフトとなってリリースされた。取り上げたのがシューマンの珍しいオラトリオというのがいかにもこの人らしい。
ところで、このアルバムは通常のハイブリットのSACDの他、BD-Audioがいっしょにセットになっている。BDは今まで映画やオペラなどの映像を楽しむためにしか購入せず、Audio盤というのは今回初めて手にした形だ。初体験だから、こちらをかけてみた。最初は少し勝手が違って戸惑った。静止画像がモニターに出てきて、トラックの数が表示してあって、今演奏している数字の色が変わる仕掛けにこのディスクはなっていた。SACDで2枚に亘る楽曲も1枚に収録されてしかも音は良さそうだ。これだと収納スペースも節約できることはわかった。何でも試してみるものだ。
収録が2015年の1月11日ということはBPOのジルベスターから2週間弱経過した時期で、この指揮者の多忙ぶりを垣間見る思いがする。