【収録情報】
CD1
・交響曲第1番変イ長調作品55
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1930年11月
・ファルスタッフ-交響的習作ハ短調作品68
ロンドン交響楽団
録音:アビ-・ロード第1スタジオ、ロンドン、1931年11月、1932年2月
CD2
・交響曲第2番変ホ長調作品63
・交響曲第2番~第3楽章のファースト・テイク
・交響曲第2番~セカンド・テイクのためのリハーサル
ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1927年4月、7月
CD3
・ジェロンティアスの夢作品38(抜粋)
マーガレット・バルフォア(メゾ・ソプラノ:天使)
スチュアート・ウィルソン(テナー:ジェロンティアス/ジェロンティアスの魂)
ハーバート・ハイナー(バス:僧侶/苦悶の天使)
ロイヤル合唱協会
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、1927年2月(ライヴ)
・市民のファンファーレ
・ジェロンティアスの夢 作品38(抜粋)
マーガレット・バルフォア(メゾ・ソプラノ:天使)
チューダー・デイヴィース(テナー:ジェロンティアス/ジェロンティアスの魂)
ホレイス・スティーヴンス(バス:苦悶の天使)、他
ロンドン交響楽団
録音:ヒアフォード・カテドラル、1927年9月(ライヴ)
・ミュージック・メイカーズ作品69(抜粋)
合唱団、ロンドン交響楽団
録音:ヒアフォード・カテドラル、1927年9月(ライヴ)
CD4
・創作主題による変奏曲『エニグマ(謎)』作品36
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月、8月
・ヴァイオリン協奏曲ロ短調作品61
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1932年7月
CD5
・子供の魔法の杖:児童劇のための音楽
1.第1組曲作品1a
2.第2組曲作品1b
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1928年12月
・ナースリー組曲
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1931年5月、6月
・セヴァーン川組曲作品87
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1932年4月
ロンドン交響楽団
CD6
・希望と栄光の島*
・It comes from the misty ages(『聖ジョージの旗』作品33:エピローグ)
・英国国歌(編:エルガー)
・Croft: O God, our help in ages past
マーガレット・バルフォア(コントラルト)*
フィルハーモニック合唱団
ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1928年2月
・メディテーション~『生命の光』
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年8月
・3つの性格的小品 作品10
新交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、1929年11月&アビー・ロード第1スタジオ、1933年2月
・朝の歌 作品15の1
・夕べの歌 作品15の2
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団、ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月、1927年4月
・3つのバイエルンの踊り作品27
ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、1927年7月&アビー・ロード第1スタジオ、1932年2月
・インドの王冠:組曲作品66
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1930年9月、11月
・ファンタジアとフーガ ハ短調作品86(バッハ:BWV537、エルガー編曲)
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月
CD7
・フロワサール:演奏会用序曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1933年2月
・コケイン(ロンドンの下町)序曲
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月
・南国で:演奏会用序曲作品50
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1930年9月
・間奏曲~ファルスタッフ:交響的習作ハ短調作品68
新交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1929年11月
・チェロ協奏曲ホ短調作品85
ベアトリス・ハリスン(チェロ)
新交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1928年3月、6月
CD8
・ミニュエット~伊達男ブランメル
・ローズマリー
・愛のあいさつ
・ミニュエット作品21
・抒情的なセレナード
・五月の歌
・カリッシマ
新交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1929年11月
・ミニュエット~伊達男ブランメル
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1928年12月
・5つのピアノ即興曲
エドワード・エルガー(ピアノ)
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1929年11月
・威風堂々:軍隊行進曲作品39(全5曲)
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団、ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月、1927年7月
・希望と栄光の島(エルガーによるイントロダクション付き)
ロンドン交響楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1931年11月
CD9
・『神の国』への前奏曲
・威風堂々:軍隊行進曲作品39:第1番、第2番、第4番
・コケイン(ロンドンの下町):演奏会用序曲作品40
BBC交響楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、1933年4月&キングズウェイ・ホール、1932年10月
・セレナード ホ短調作品20
・エレジー作品58
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1933年8月
以上、エドワード・エルガー(指揮)
【補遺】
・カラクタクス 作品35(2曲)
ロンドン交響楽団、ローレンス・コリングウッド(指揮)
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1934年1月
・ミーナ
ニュー・ライト交響楽団、J.エインスリー・マレイ(指揮)
・ミーナ
ライト交響楽団、ハイドン・ウッド(指揮)
録音:アビー・ロード第2&第1スタジオ、ロンドン、1934年2月、1935年1月
・戴冠式行進曲作品65
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、 ランドン・ロナルド(指揮)
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1935年3月
CD1
・交響曲第1番変イ長調作品55
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1930年11月
・ファルスタッフ-交響的習作ハ短調作品68
ロンドン交響楽団
録音:アビ-・ロード第1スタジオ、ロンドン、1931年11月、1932年2月
CD2
・交響曲第2番変ホ長調作品63
・交響曲第2番~第3楽章のファースト・テイク
・交響曲第2番~セカンド・テイクのためのリハーサル
ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1927年4月、7月
CD3
・ジェロンティアスの夢作品38(抜粋)
マーガレット・バルフォア(メゾ・ソプラノ:天使)
スチュアート・ウィルソン(テナー:ジェロンティアス/ジェロンティアスの魂)
ハーバート・ハイナー(バス:僧侶/苦悶の天使)
ロイヤル合唱協会
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、1927年2月(ライヴ)
・市民のファンファーレ
・ジェロンティアスの夢 作品38(抜粋)
マーガレット・バルフォア(メゾ・ソプラノ:天使)
チューダー・デイヴィース(テナー:ジェロンティアス/ジェロンティアスの魂)
ホレイス・スティーヴンス(バス:苦悶の天使)、他
ロンドン交響楽団
録音:ヒアフォード・カテドラル、1927年9月(ライヴ)
・ミュージック・メイカーズ作品69(抜粋)
合唱団、ロンドン交響楽団
録音:ヒアフォード・カテドラル、1927年9月(ライヴ)
CD4
・創作主題による変奏曲『エニグマ(謎)』作品36
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月、8月
・ヴァイオリン協奏曲ロ短調作品61
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1932年7月
CD5
・子供の魔法の杖:児童劇のための音楽
1.第1組曲作品1a
2.第2組曲作品1b
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1928年12月
・ナースリー組曲
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1931年5月、6月
・セヴァーン川組曲作品87
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1932年4月
ロンドン交響楽団
CD6
・希望と栄光の島*
・It comes from the misty ages(『聖ジョージの旗』作品33:エピローグ)
・英国国歌(編:エルガー)
・Croft: O God, our help in ages past
マーガレット・バルフォア(コントラルト)*
フィルハーモニック合唱団
ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1928年2月
・メディテーション~『生命の光』
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年8月
・3つの性格的小品 作品10
新交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、1929年11月&アビー・ロード第1スタジオ、1933年2月
・朝の歌 作品15の1
・夕べの歌 作品15の2
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団、ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月、1927年4月
・3つのバイエルンの踊り作品27
ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、1927年7月&アビー・ロード第1スタジオ、1932年2月
・インドの王冠:組曲作品66
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1930年9月、11月
・ファンタジアとフーガ ハ短調作品86(バッハ:BWV537、エルガー編曲)
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月
CD7
・フロワサール:演奏会用序曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1933年2月
・コケイン(ロンドンの下町)序曲
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月
・南国で:演奏会用序曲作品50
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1930年9月
・間奏曲~ファルスタッフ:交響的習作ハ短調作品68
新交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1929年11月
・チェロ協奏曲ホ短調作品85
ベアトリス・ハリスン(チェロ)
新交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1928年3月、6月
CD8
・ミニュエット~伊達男ブランメル
・ローズマリー
・愛のあいさつ
・ミニュエット作品21
・抒情的なセレナード
・五月の歌
・カリッシマ
新交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1929年11月
・ミニュエット~伊達男ブランメル
ロンドン交響楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1928年12月
・5つのピアノ即興曲
エドワード・エルガー(ピアノ)
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1929年11月
・威風堂々:軍隊行進曲作品39(全5曲)
ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団、ロンドン交響楽団
録音:クイーンズ・ホール、ロンドン、1926年4月、1927年7月
・希望と栄光の島(エルガーによるイントロダクション付き)
ロンドン交響楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1931年11月
CD9
・『神の国』への前奏曲
・威風堂々:軍隊行進曲作品39:第1番、第2番、第4番
・コケイン(ロンドンの下町):演奏会用序曲作品40
BBC交響楽団
録音:アビー・ロード第1スタジオ、1933年4月&キングズウェイ・ホール、1932年10月
・セレナード ホ短調作品20
・エレジー作品58
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1933年8月
以上、エドワード・エルガー(指揮)
【補遺】
・カラクタクス 作品35(2曲)
ロンドン交響楽団、ローレンス・コリングウッド(指揮)
録音:アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、1934年1月
・ミーナ
ニュー・ライト交響楽団、J.エインスリー・マレイ(指揮)
・ミーナ
ライト交響楽団、ハイドン・ウッド(指揮)
録音:アビー・ロード第2&第1スタジオ、ロンドン、1934年2月、1935年1月
・戴冠式行進曲作品65
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、 ランドン・ロナルド(指揮)
録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン、1935年3月
1993年に出た3巻のBOXセット。
飽きもせずというか、懲りないというか、再びエルガーの自作自演集である。先日、アメリカのMusic & Artsから出た1914年から25年までアコースティック録音集から少し時代下り、電気吹き込みの時代に突入してからのアルバムである。
1993年にこれらが3枚ずつのCDセットになって、リリースされた。当時はそれぞれが高くて、こうした「黴の生えたような」古い録音にそれだけの大枚をはたくことに抵抗があった。そうこうしているうちに、これらが入手不可となった。一部はNAXOSのヒシトリカルで復刻になっていて、聴く限りは鑑賞に差し支えはないどころか、エルガー自身の解釈が聴けて大いに興味ある録音だったことがわかった。
そして、EMIの経営が苦しくなったのか、過去の録音を安く出す傾向にあった、この自演集も例外ではなかった。3つのセットを合わせて、場所によっては\2,000-を切る価格で売られているのは、少々複雑な思いはするが、買ってみる動機付けにはなった。
天才少年ヴァイオリニストがソロを務めたヴァイオリン協奏曲はLPでもよく店頭で見たし、NAXOSからも出ているが、これも当然含まれている。LPにはアビー・ロード・スタジオの玄関先でエルガーとの2ショットの写真があしらわれていた。そのスタジオも売却が取り沙汰されたのだから、時代は流れるである。上の曲目にある通り、大作もSP盤として発売されていたとはと驚く。エルガーはレコード産業に理解があったそうだし、また自国の音楽を世界に知らしめたという恩に報いる面もあったのだろうか。ここは丹念に聴いてみたい。エルガーの指揮ぶりの他、彼のピアノも聴ける。