マリリン・ホーン(Ms カルメン)
ジェイムズ・マックラッケン(T ドン・ホセ)
トム・クラウセ(Bs-Br エスカミーリョ)
アドリアーナ・マリポンテ(S ミカエラ)
コレット・ボキー(S フラスキータ)
マルシア・ボールドウィン(Ms メルセデス)
ドナルド・グラム(BS スニガ)、
ラッセル・クリストファー(Br リーリャス・パスティア、ダンカイロ)
アンドレア・ヴェリス(T レメンダード)
マンハッタン・オペラ・コーラス
レナード・バーンスタイン指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団・児童合唱団
録音時期:1972年9月、10月
録音場所:ニューヨーク、マンハッタン・センター
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
録音場所:ニューヨーク、マンハッタン・センター
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
原盤はDGで当時はまだ、バーンスタインはCBSの専属だったので、びっくりした記憶がある。そして、VPOを振ったいくつかのオペラはあるにしても、オペラは珍しいと思ったものだ。ただし、今回ペンタトーンから出たハイブリットSACDで初めて中味を聴いたことになる。ライヴだとばかり思っていたら、セッション録音であるし、METの合唱は児童合唱のみでメインのコーラスは別団体がクレジットされているのも今回気付いたことだった。
まず、冒頭の前奏曲がかなり遅いテンポなのだ。何か弾むような演奏を期待したのだが、見事に裏をかかれたような感じだ。しかし、幕が上がった部分はそう違和感はない。普段共演しているNYPとは肌合いが異なるのか、いくぶん遠慮しているようなところがあるのかもしれない。録音はデジタル収録ではないが、当時としては良い方ではないかと思う。