ガブリエラ・ベニャチコヴァー(Sマジェンカ)
ペテル・ドヴォルスキー(Tイエニーク)
インドジフ・インドラーク(Brマジェンカの父)
マリエ・ヴェセラー(Sマジェンカの母)
ヤロスラフ・ホラーチェク(Bsミーハ)
マリエ・ムラゾヴァー(Msハータ)
ミロスラフ・コップ(Tイェニーク)、ほか
プラハ国立歌劇場合唱団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指)
映像監督:フランティシェク・フリップ
収録:1980年12月-1981年2月
ペテル・ドヴォルスキー(Tイエニーク)
インドジフ・インドラーク(Brマジェンカの父)
マリエ・ヴェセラー(Sマジェンカの母)
ヤロスラフ・ホラーチェク(Bsミーハ)
マリエ・ムラゾヴァー(Msハータ)
ミロスラフ・コップ(Tイェニーク)、ほか
プラハ国立歌劇場合唱団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ズデニェク・コシュラー(指)
映像監督:フランティシェク・フリップ
収録:1980年12月-1981年2月
>チェコの国民的オペラといえばこのスメタナの『売られた花嫁』。物騒な題名と裏腹に、農村を舞台にしたほのぼのとした物語はとても楽しいものです。チェコだけでなくドイツでも上演の盛んなオペラですが、映像は稀。ここに収録されているのは、1981年制作のテレビ映画。ライヴではなく、スタジオで収録されたもの。地元制作だけに、舞台のローカル色は完璧です。さらに、ベニャチコヴァーとドヴォルスキーという、当時のチェコを代表する二大スター共演という豪華な配役。指揮は、チェコの知性派、コシュラー。さすがの出来栄えです。(発売元コメント)
これはLDで出ていたような記憶はあるものの、DVDは輸入物で発売されている模様だ。上記コメントがあるように、映像ソフトは他にドイツ語歌唱によるウィーン国立歌劇場の映像ライヴがあるくらいであろう。そちらはややローカル色はないものだが、こちらは本家本元でオリジナル言語によるものだ。ただ、もっと欲を言えば、ライヴであったらと思う。テレビスタジオで所作を収録し、音は別テイクなのであろう。序曲の部分は指揮者とオーケストラが普通のコンサートをよるような配列で映し出される。時折実景を交えて、やがて幕があがってしまうと、スタジオでドラマが進行するという具合だ。
30年以上も前の映像なので、発色も今一つで経年劣化が認められる。しかし、肝心の音楽はしっかりとした質で鑑賞できるので、安心できる。この作品は1965年のNHKスラブ歌劇で上演された演目で、その映像が存在するのであれば、出して欲しいと思う。