【収録情報】
① ウォルトン:ヴィオラ協奏曲 ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
② シュニトケ:管弦楽のためのパッサカリア
① ウォルトン:ヴィオラ協奏曲 ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
② シュニトケ:管弦楽のためのパッサカリア
ドミトリ・キタエンコ指揮 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音時期:1982年4月6日 録音場所:モスクワ音楽院 録音方式:ステレオ(ライヴ)
これも通販では見逃していたもの。昨年の秋に出たCDではあるが、全く知らなかった盤である。既にバシュメットによるウォルトンはプレヴィンとのRCA盤があって、それで満足していたが、ライヴ録音であるのと、シュニトケの管弦楽曲があったのが目を惹いた。
ステレオ録音ではあるが、やや平板な感じの録音でドライな響きであって、状態は万全ではないが、実演ならではの熱は感じられた。ウォルトンの協奏曲ではチェロ協奏曲が有名だが、こちらはやや影が薄く地味な感じのする作品。どちらも何かブツブツと小言を言っているような音楽で明るくはない。よくも同じ傾向の曲を並べたものだと感心する。