【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『シチリア島の晩祷』全曲(フランス語歌唱)
アンナ・ハロウトゥニアン(ソプラノ:エレーヌ)
ブライアン・イーメル(テノール:アンリ)
アーウィン・シュロット(バリトン:プロシダ)
ミヒャエル・フォッレ(バリトン:モンフォール)
ミッチェル・デイリー(メゾ・ソプラノ:ニネッタ)
ニール・クーパー(テノール:ディボー)
ニコ・ダルマニン(テノール:ダニエリ)
チョン・スユン(テノール:マンフロワ)
キム・ジフン(バリトン:ロベール)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
収録時期:2013年11月
収録場所:ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
演出:ステファン・ヘアハイム(シュテファン・ヘアハイム)
装置:フィリップ・フュルホファー
衣装:ゲジーネ・フェルム
照明:アンダース・ポル
振付:アンドレ・デ・ヨング
制作:アレクサンダー・マイアー=デルツェンバッハ
● ヴェルディ:歌劇『シチリア島の晩祷』全曲(フランス語歌唱)
アンナ・ハロウトゥニアン(ソプラノ:エレーヌ)
ブライアン・イーメル(テノール:アンリ)
アーウィン・シュロット(バリトン:プロシダ)
ミヒャエル・フォッレ(バリトン:モンフォール)
ミッチェル・デイリー(メゾ・ソプラノ:ニネッタ)
ニール・クーパー(テノール:ディボー)
ニコ・ダルマニン(テノール:ダニエリ)
チョン・スユン(テノール:マンフロワ)
キム・ジフン(バリトン:ロベール)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
収録時期:2013年11月
収録場所:ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
演出:ステファン・ヘアハイム(シュテファン・ヘアハイム)
装置:フィリップ・フュルホファー
衣装:ゲジーネ・フェルム
照明:アンダース・ポル
振付:アンドレ・デ・ヨング
制作:アレクサンダー・マイアー=デルツェンバッハ
ヴェルディのオペラの中にはオリジナル言語がフランス語というものが時折あるが、本作品もその一つ。カットなしでと期待したが、「四季」と題されるバレエは全てカットされていた。また序曲が演奏されている時、それまでの経緯がパントマイムで演じられていて、鑑賞者にわかりやすいように工夫もされていた。しかし、あまりに直截的な演出でいただけない部分もあった。また、現代への読み替えではないが、13世紀頃のシシリアではなく、時代がナポレオン時代くらいに下っていた。
この作品はムーティ&スカラ座のものも持っているが、やはりヴェルディらしさはムーティ盤とは差があった。切ればイタリアの血が吹き出そうなムーティの指揮に対してパッパーノは割と淡々とこなしているような感じだった。ムーティの方はイタリア語歌唱だったが、バレエも組み込まれていたという特色もあった。時代設定はどちらも似たようなもの。あまり演奏されないのは、少し長大だからかもしれない。