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Channel: 趣味の部屋
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オーマンディのロンドン・ライヴ(1963)

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ベートーヴェン:皇帝、シベリウス:交響曲第2番、プロコフィエフ:古典交響曲 ルービンシュタイン、オーマンディ&フィルハーモニア管(2CD)
【収録情報】
Disc1
① プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調 op.25『古典』
② ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』

Disc2
● シベリウス:交響曲第2番ニ長調 op.43

ユージン・オーマンディ指揮 フィルハーモニア管弦楽団
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)

録音時期:1963年6月14日
録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
録音方式:モノラル(ライヴ)

 オーマンディはフィラデルフィア管弦楽団しか指揮していないとかつては思っていたが、結構単独でヨーロッパへ行って、その地のオーケストラに客演していることが、わかった。その中にはウィーン・フィルやバイエルン放送交響楽団なども含まれている。そして、これはイギリスへ赴き、クレンペラー時代のフィルハーモニア管弦楽団の指揮台に登場した時のもの。しかも、ルービンシュタインとの共演は、ファンにとってはまたとない機会だったろう。商業録音ではこの二人は当時専属会社が違っていたので、共演はなかった。

 セッションと違うライヴ独特の緊張感があって、演奏は立派なものだ。しかし、BBCが収録したと思われる録音はやや割れ気味なのが残念だった。ことにメインのシベリウスがそういう傾向が強い。楽器編成も3曲中一番大きいせいもあるかとは思う。


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