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シルヴァーノ・ブソッティ(b.1931)

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【収録曲】
ブソッティ:
[CD1]
1. ベルククリスタル (水晶)
2. ロレンザッチョ交響曲
[CD2]
3. ラーラ・レクイエム

【演奏】
[CD1]
北ドイツ放送交響楽団
ジュゼッペ・シノーポリ (指揮)

[CD2]
デリア・サラート (ソプラノ)、キャロル・プランタムーラ (メッゾ・ソプラノ)、
ジュゼッペ・バラーティ (テノール)、クラウディオ・デズデーリ (バリトン)
ザールブリュッケン音楽院合唱団、シュトゥットガルト・スコラ・カントルム合唱団員
ザールブリュッケン放送交響楽団
ジャンピエロ・タヴェルナ (指揮)

【録音】
1977年12月 ハンブルク(1,2)、1971年5月 ザールブリュッケン(3)
 
 シノーポリが初めてDGに入れた録音ということで、某通販に出ていた。ブゾッティというイタリアの作曲家はこの度初めて知る作曲家で、中味はバリバリの現代曲である。武満徹ほど透明感はないが、トーンクラスター的な音や不協和音など多用している。
 
 難解に思ったのは、2枚目の収録されている「ラーラ・レクイエム」の方だ。ソロ、声楽アンサンブル、ギター、チェロ、管楽合奏、ピアノ、ハープと打楽器のためのということが書いてある。管楽合奏といっても吹奏楽ではなく、オーケストラの管セクションのようである。オーケストラはヴァイオリン、ヴィオラそれにコントラバスを欠いた編成で、どうもチェロもソロでの参加のようである。したがって、変ったソノリティが聴こえる。
 
 上の写真でシノーポリノの背後に写っている人物こそが、作曲家ご本人である。

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