NHKの朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」のモデルになった料亭が廃業することになったという。接待などの自粛といった客側の費用節減のあおりもさることながら、相続税が負担にもなったという。
NHKのドラマからして、外資のファンドが登場して、経営を代わろうとするエピソードが出てくる。経営危機を乗り切る話でもあった。朝から少々厳しい内容ではあったが、次どうなるのかという興味で見られていたのだろう。登場する経営陣たちにエールを送った人も多かったかもしれない。
しかし、実際は厳しいということを改めて感じさせられたニュースである。時代の波に呑まれてゆく姿は新しく何かをやらないとだめだということを示しているかもしれない。老舗で今も隆々としているところは、たえず脱皮して新しくなっていゆくところが多い。
建物は解体されて、アパートが建つという。地元の人たちには寂しいニュースかもしれない。