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スヴェトラーノフ:ミャスコフスキー:交響曲&管弦楽作品全集

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交響曲全集 スヴェトラーノフ&ロシア国立交響楽団(16CD)
(発売元コメント)
スヴェトラーノフ畢生の大作!
ミャスコフスキー:交響曲全集

20世紀に活躍した作曲家でありながら27に及ぶ交響曲を作曲したことで知られるニコライ・ヤコヴレヴィチ・ミャスコフスキー(ミヤスコフスキー)は、1881年に生まれ1950年に亡くなったロシア/ソビエトの作曲家。
幼少から音楽の道を志してはいたものの、軍人の家庭に生まれたために軍務が優先され、音楽院に入学したのは25歳になってからというミャスコフスキーですが、このとき知り合ったプロコフィエフとは、共作などを通じて親交を深め、その関係は生涯にわたって維持されました。
長年モスクワ音楽院の教授を務めたミャスコフスキーですが、作風の変遷には大きなものがあり、交響曲にしても、聴きやすさを基調にはしているものの、中には実験的で前衛的な要素や、民俗的な要素が認められるものもあり、また、シンプルで古典的なもの、合唱を交えた大掛かりなものから、ブラスバンドのためのものまで多彩をきわめているのが特徴。往年の名指揮者ニコライ・マルコによると、奇数番号の交響曲は瞑想的でペシミスティックな情感を湛えるものが多く、偶数番号の交響曲は、大衆のために作曲しているとミャスコフスキー本人が語っていたということです。
これだけの数の交響曲をまとめてレコーディングしたのはスヴェトラーノフただひとり。過去に録音のあった3曲を除き(第3番:1965年,第19番,第22番:1970年)、ソ連崩壊の年、1991年に始められた全集レコーディングは1993年に完成しています。
その偉業は、今後もロシア/ソビエト交響曲史を語る際には避けて通れないものとして既に広く認められているので、今回、ワーナー・フランス/スヴェトラーノフ・オフィシャル・コレクションからの登場は、スヴェトラ・ファンのみならず歓迎されるところでしょう。>

【収録情報】
ミャスコフスキー:交響曲&管弦楽作品全集
CD1[76:46]
・交響曲第1番ハ短調 作品3
・交響曲第25番変ニ長調 作品69

CD2[75:07]
・交響曲第10番ヘ短調 作品30『青銅の騎士』
・交響曲第11番変ロ短調 作品34
・交響曲第19番変ホ長調 作品46

CD3[78:46]
・交響曲第9番ホ短調 作品28
・交響曲第14番ハ長調 作品37

CD4[76:12]
・交響曲第7番ロ短調 作品24
・交響曲第8番イ長調 作品26

CD5[76:38]
・交響曲第5番ニ長調 作品18
・交響曲第12番ト短調 作品35『十月革命15周年に捧ぐ』

CD6[77:41]
・交響曲第4番ホ短調 作品17
・交響曲第15番ニ長調 作品38

CD7[75:01]
・交響曲第17番嬰ト短調 作品41
・交響曲第20番ホ長調 作品50

CD8[79:04]
・交響曲第22番ロ短調 作品54『交響的幻想』
・交響曲第26番ハ長調 作品79『ロシアの主題による』

CD9[74:01]
・交響曲第24番ヘ短調 作品63
・交響曲第27番ハ短調 作品85

CD10[79:57]
・交響曲第3番イ短調 作品15
・交響曲第23番イ短調 作品56『バラード』

CD11[79:48]
・交響曲第16番ヘ長調 作品39
・交響曲第18番ハ長調 作品42『10月革命20周年に捧ぐ』
・祝典序曲 ハ長調 作品48

CD12[79:01]
・交響曲第2番嬰ハ短調 作品11
・交響曲第13番変ロ短調 作品36
・スラヴ狂詩曲 ニ短調 作品71

CD13[78:19]
・交響曲第6番変ホ短調 作品23『革命』
・悲愴序曲 ハ短調 作品76

CD14[77:45]
・交響曲第21番嬰ヘ短調 作品51
・シンフォニエッタ イ長調 作品10
・沈黙 ヘ短調 作品9
・セレナード第1番 作品32-1

CD15[78:58]
・シンフォニエッタ イ長調 作品32-2
・シンフォニエッタ イ短調 作品68-2 
・コンチェルティーノ・リリコ ト長調 作品32-3

CD16[77:37]
・リンクス 作品65
・ディヴェルティスマン 作品80
・アラスター ハ短調 作品14

ソ連国立交響楽団(第3番・第22番/ステレオ)
ソ連国境警備隊楽団(第19番/ステレオ)
ロシア国立交響楽団(上記以外/ステレオ)
ロシア国立アカデミー合唱団(第6番)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

 休日の渋谷のタワー・レコード店頭で目にとまったもう一つはこれである。店頭では結局これを入手した。輸入盤でフランスのワーナー(旧・エラート)のものなので、逃すとしばらく入手困難であろうと思って決めた。後刻ネットで検索すると、この店頭価格の方が安かったので、逆に安堵したし、案の定「お取り寄せ」の表示だったので、店頭での判断は良かったと思った。

 さて、ミャスコフスキーという人は何と27曲もの交響曲を書いたことになっている。モーツァルトやハイドンの時代ならともかく、19世紀から20世紀にかけてこれだけの交響曲を書くとは驚きである。実はその多さに怖気づいて、なかなか聴くにもなれなかった。しかし、こうしてまとめてくれると、背中を押されたような気分だ。まだ、これを書いている時は未開封状態。演奏団体に若干の不安もある。あまり信用していないオケだからだ。また、第19番はちょっと変わった団体が演奏しているが、これは吹奏楽のための作品のようで、軍楽隊もしくは警察関連の吹奏楽団の演奏ということらしい。交響曲以外の作品も初めて見る題名ばかりだ。後は聴いたら出来るだけ記事にしたいと思っている。

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