エルガー:
①歌曲集『海の絵』 Op.37
①歌曲集『海の絵』 Op.37
② オラトリオ『ゲロンティアスの夢』 Op.38
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
スチュアート・スケルトン(テノール:Op.38)
デイヴィッド・ソアー(バス:Op.38)
BBC交響合唱団(Op.38)
BBC交響楽団
サー・アンドルー・デイヴィス(指揮)
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
スチュアート・スケルトン(テノール:Op.38)
デイヴィッド・ソアー(バス:Op.38)
BBC交響合唱団(Op.38)
BBC交響楽団
サー・アンドルー・デイヴィス(指揮)
リチャード・ヒコックス亡きあと、その衣鉢を継いでサー・アンドルー・デイヴィスはイギリス音楽の収録に勤しんでいるが、②のオラトリオはヒコックス自身も録音しているので、厳密にはヒコックスの企画の継承ではないのかもしれないが、イギリス音楽の総本山ともいうべきエルガーの代表的な大作を録音してくれたことは、ファンとしては喜ぶべきことだと思う。
このアルバムはオラトリオに先立って、管弦楽伴奏の歌曲集「海の絵」が収録されているところだ。バルビローリやマッケラスなどの名盤もあるなか、サー・アンドルーの演奏は如何にである。少しゆっくり目のテンポは心地よく耳に響く。
もう一つ、このアルバムにはオラトリオの長い前奏曲の演奏会版がフィルアップされている。単独でコンサートにかけられるように最後がきっちりと終止形つけられたものである。