羽生選手が事故にあいながらも、競技を行い2位に入った。本来なら、良かったというべきだろうが、競技を強行したことについては賛否両論がある。練習中、中国選手と激しく衝突して、痛ましい姿で演技したのだが、心配なのは脳震盪である。今後の選手生命にかかわる問題でもある。米国でもアメリカン・フットボールの選手などが、この脳震盪に苦しんでいる人が多いのだ。「Concussion」という言葉が大見出しになる。感動したというが、それだけで済むかという問題をひそむエピソードではあると思う。
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