(演奏)
サー・コリン・デイヴィス指揮 ロンドン交響楽団・合唱団 ロンドン・フィルハーモニー合唱団
バリー・バンクス(テノール)
録音時期:2012年6月25,26日
録音場所:ロンドン、セント・ポール大聖堂
録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
SACD Hybrid
録音場所:ロンドン、セント・ポール大聖堂
録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
SACD Hybrid
つい先ごろ亡くなったコリン・デイヴィスによるベルリオーズのレクイエム。LSOとはフィリップスにも入れていて、そいちらも手許にはある。しかし、これは昨年の録音でライヴということで興味を持った。
発注した時はまだ訃報が届く前であった。商品が届く前にそれが伝わり驚いたものだった。いろいろ事情があって封を切るのが延び延びになって、最近聴いた。追悼の意味合いになってしまうとは夢にも思わなかった。ベルリオーズを得意として、自他ともに認めるベルリオーズのエキスパートであった。
聴いてみて、こういう大掛かりな編成で大仰なイメージを持つ作品のはずが、何か悟ったような清純なものに聴こえるのは気のせいか。それともサー・コリン・デイヴィスの境地なのか。私は後者であると信じている。